エネルギーに関わる最先端の研究開発動向の把握や研究ネットワークの強化・拡充を目的に、高い技術水準を有する国内外の機関等と包括協力協定の締結や共同研究を積極的に行っています。
国外機関との協力状況は以下のとおりです。
2024年度は、協定機関との連携について、経営層の相互訪問による対面会議等を通じ深化を図るとともに、世界的な気候変動適応、原子力発電所長期運転、データセンターの併設負荷などに関し、フランス電力会社(EDF)や米国電力研究所(EPRI)との情報交換を実施し、認識の共有と研究ニーズの特定を進めました。また、フランス電力会社(EDF)との間で、電力流通や地震リスク評価などの分野で研究員の相互派遣を継続しています。さらに、当所研究員が国際原子力機関(IAEA)および経済協力開発機構/原子力機関(OECD/NEA)の諸活動に継続的に参画し、原子力利用の発展や安全性技術の向上等に国際的に貢献しました。