プレスリリース

植物は光環境を認識して光合成の電子受容体量を調節する
~使わない電子受容体を貯めない仕組みを発見~

2023年11月13日
一般財団法人 電力中央研究所

 当研究所は、国立大学法人埼玉大学、株式会社セレスと共同で光合成の電子受容体量を調節する仕組みを世界に先駆けて明らかにしました。これまで、光合成活性のシミュレーション等では電子受容体量は一定と仮定されてきましたが、受容体量も光合成に大きく関与することが本研究によって初めて明らかになりました。電子受容体量を調節することで植物成長が制御される知見は、光合成出力の改善によるバイオマス増産のみならず有害植物の成長抑制に資する新たな農薬開発にもつながる重要な成果といえます。
 本研究成果は、2023年11月6日付けで、英国科学雑誌のNature Communicationsに掲載されました。

詳細な情報は 添付資料 をご参照下さい。

以   上

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