電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

Y97001

タイトル(和文)

財政赤字の現状と政府債務の持続可能性

タイトル(英文)

CURRENT STATE OF JAPANESE GOVERNMENT DEFICITS AND SUSTAINABILITY OF PUBLIC DEBT

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

本報告は,財政赤字の現状を様々な視点から分析するとともに,現在約300兆円に達しようとする政府債務の持続可能性について実証分析を行ったものである。近年の財政赤字は,財政運営指標からみると,「財政の非常事態宣言」が出された82年当時よりも悪い状態にある。また,共和分分析から,戦後のわが国の財政運営の方法から,無限先の将来を仮定しても現存の債務を支払うことができないことを明らかにした。

概要 (英文)

THE PURPOSE OF THIS REPORT IS TO SURVEY THE CURRENT STATE OF JAPANESE CENTRAL GOVERNMENT DEFICITS AND TO EXAMINE THE DEBT SUSTAINABILITY. THERE IS A MARKED INCREASE IN GOVERNMENT DEBT AND THE VALUE EXCEEDED 290 TRILLION YEN AT THE END OF FISCAL 1994. WE DEFINED THE SUSTAINABILITY OF DEBT AS AN INTERTEMPORAL BUDGET CONSTRAINT ON THE GOVERNMENT AND TESTED THE SUSTAINABILITY BY APPLYING AN ORIGINAL METHOD. AS A RESULT, WE FOUND THAT THE JAPANESE GOVERNMENT DEBT IS NOT SUSTAINABLE.

報告書年度

1997

発行年月

1997/06

報告者

担当氏名所属

加藤 久和

経済社会研究所

キーワード

和文英文
政府債務 PUBLIC DEBT
財政赤字 GOVERNMENT DEFICITS
持続可能性 SUSTAINABILITY
共和分 COINTEGRATION
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