電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

Y95007

タイトル(和文)

産業連関表を用いた製品のエネルギー消費量の推定

タイトル(英文)

ESTIMATING EMBODIED ENERGY OF GOODS USING THE INPUT-OUTPUT TABLE

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

無数に存在する代替製品の消費の意志決定を支援する際,それらがもたらすエネルギー消費量などの外部性を推定する必要があるが,これらを過不足なく求めるためには,経済システムにおける全ての生産プロセス間の相互依存関係を考慮する必要がある。本研究では,産業連関表と整合的でかつ生産プロセス間の素材,エネルギーの物理的な取り引きを考慮した一部門多財生産モデルを開発した。このモデルにより,製品の素材構成から生産プロセスを推定することが可能となる。このモデルを用い,産業連関表における各部門に集計されている任意の製品の素材構成と,そのエネルギー消費量の関係を表すエネルギー評価関数を導出した。これにより,無数に存在する代替製品のエネルギー消費量の推定が可能となる。

概要 (英文)

EMBODIED ENERGY IS THE ENERGY DIRECTLY AND INDIRECT BY CONSUMED IN THE ENTIRE PRODUCTION PROCESS OF GOODS. IT MUST BE ESTIMATED FOR EVERY PRODUCT AND SERVICE TO SUPPORT DECISIONS ABOUT ENERGY CONSUMPTION. THIS IS ALSO REQUIRED TO ESTIMATE THE IMPACT ON ENERGY CONSUMPTION OF THE CORRESPONDING CHANGES IN CONSUMPTION DECISIONS. WE HAVE DEVELOPED A MODEL OF THE COMPLEX INDUSTRIAL ECONOMIC SYSTEM TO ACCOUNT FOR EVERY PRODUCTION PROCESS. THE MODEL ILLUSTRATES THE INTERRELATIONS HIPS BETWEEN INDUSTRIES BY INCORPORATING SECTORS PRODUCING MULTIPLE GOODS. THE MODEL IS CONSISTENT WITH THE INPUT-OUTPUT COEFFICIENT BETWEEN SECTORS,AS WELL AS THE GENERAL FLOW OF MATERIALS AND ENERGY BETWEEN INDUSTRIES. BY USING THE MODEL,WE HAVE DERIVED AN ENERGY-EMBODIMENT FUNCTION THAT EVALUATES THE EMBODIED ENERGY OF ANY PRODUCT BASED ON THEMATERIAL CONTENT.

報告書年度

1995

発行年月

1996/03/01

報告者

担当氏名所属

西村 一彦

経済社会研究所技術評価グループ

本藤 祐樹

経済社会研究所技術評価グループ

内山 洋司

経済社会研究所技術評価グループ

キーワード

和文英文
ライフサイクル分析 LIFE CYCLE ANALYSIS
産業連関表 INPUT-OUTPUT TABLE
モデル化 MASS BALANCE
物量保存 MODELING
プロセスシステム PROCESS SYSTEM
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