電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

Y01015

タイトル(和文)

エネルギーR&Dの融業化に関する動向調査 -商業化の前段階にある燃料電池技術の分析を中心として-

タイトル(英文)

Survey on the Cross-Fertilization of Energy R&D through the Analysis of Fuel Cell Technologies at the Stage of Pre-Commercialization

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

商業化の前段階にある燃料電池の開発には、自動車、家電、ガス、電力機器メーカー、通信、石油、環境プラントメーカー、化学、素材等の核産業とベンチャー企業が参入し、産業の壁と国境を超えた融業化が進展している。また、燃料電池やマイクロガスタービンを中核の技術としたDG技術のハイブリダイゼーションが進行しており、「高効率系」、「資源循環系」、「再生エネルギー系」のハイブリッド・パワーシステムの研究開発が進行している。こうした産業、技術の融合が進む中で、電力産業の産業競争力を向上させるためには、DG技術に対する統括的な開発戦略と先行的な集中投資が不可欠である。さらに、将来的に起こり得るエネルギー産業の構造的変革を視野に入れ、電力産業の技術開発の領域を、「電力」分野から、少なくとも、「エネルギー」分野に拡大することが望まれる。DG技術への本格的な取り組みは、競争力強化に向けた第一歩となる。

概要 (英文)

The strategic convergence of a variety of industries engaging in R&D and trying to commercialize various types of fuel cells is occuring on a global basis. These industries includes auto makers, electric appliances, telecommunication, gas, oil, chemical and other numerous start ups. In addition, the hybridization of DG technologies has been observed inrecent years. The focus is put on the R&D of the hybrid power system aiming at high eficiency, recycling resources and combination of renewable energy technologies. With this global trend in terms of the cross-fertilization of various industries and technologies in mind, electric industry is expected to expand its R&D field,at least, from "electirc" to "energy". The intensive inclusion of R&D on DG technologies will pave the way for the future competitiveness of electric industry.

報告書年度

2001

発行年月

2002/03

報告者

担当氏名所属

青柳 栄

経済社会研究所

桑畑 暁生

情報研究所

キーワード

和文英文
エネルギー研究開発 Energy R&D
産業構造 Industrial Structure
融業化 Cross-Border Fertilizationy
分散電源 Distributed Generation
燃料電池 Fuel Cell
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