電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

W95019

タイトル(和文)

低レベル放射性廃棄物のプラズマ溶融技術の開発(その8)-鉄と灰と木を一括処理した溶融固化体の特性-

タイトル(英文)

DEVELOPMENT OF PLASMA MELTING TECHNOLOGY FORTREATMENT OF LOW-LEVEL RADIOACTIVE WASTE(PART8)-PROPERTIES OF SOLIDIFIED PRODUCTS OF IRON,ASH AND WOOD-

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

原子力発電所に保管してある低レベル放射性雑固体廃棄物の内容物のうち,鉄と焼却飛灰を模擬したものを,100kW級のプラズマ溶融処理実験設備を用いて溶融処理した。このとき,同時に可燃物を模擬した2グラムの木片を,5~15秒の間隔で炉内に投入した。空気比は0.2~2である。浸出率,圧縮強度,模擬核種濃度分布や比重分布から見た均質性などの溶融固化体の特性は良好で,最終処分に適するものであった。また模擬核種の挙動も明らかにした。これらの結果から,プラズマ加熱技術が可燃物を含む雑固体廃棄物の一括処理に適用できる見通しを得た。

概要 (英文)

IRON AND FLY ASH SIMULATING LOW-LEVEL RADILACTIVE WASTES FROM NUCLEAR POWER PLANTS WERE MELTED IN A 100 KW CLASS EXPERIMENTAL PLASMA FURNACE.SIMULTANEOUSLY,2 GRAMS OF WOOD CHIPS WERE CHIPS WERE FED INTO THE FURNACE EVERY 5 TO 15 SECONDS AT AN AIR RATIO OF 0.2 TO 2.SOLIDIFIED PRODUCTS SHOWED GOOD PROPERTIES SUITABLE FOR FINAL DISPOSAL SUCH AS UNIFORM DISTRIBUTION OF COLD TRACERS AND SPECIFIC GRAVITY,LOW LEACHING RATES AND SUFFICIENT COMPRESSIVE STRENGTH.MIGRATION OF COLD TRACERS WAS ALSO CLARIFIED.THE RESULTS SHOW THAT PLASMA HEATING TECHNOLOGY CAN BE APPLIED TO SIMUTANEOUS TREATMENT OF MISCELLANEOUS SOLIDWASTES.

報告書年度

1995

発行年月

1996/07/01

報告者

担当氏名所属

天川 正士

横須賀研究所電力部アークプラズマグループ

足立 和郎

横須賀研究所電力部アークプラズマグループ

安井 晋示

横須賀研究所電力部アークプラズマグループ

キーワード

和文英文
プラズマ加熱 THERMAL PLASMA HEATING
低レベル放射性廃棄物 LOW LEVEL RADIOACTIVE WASTE
雑固体廃棄物 MISCELLANEOUS SOLID WASTE
プラズマ溶融 PLASMA MELTING
一括処理 SIMULTANEOUS TREATMENT
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