電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

W95003

タイトル(和文)

石炭ガス化炉内現象シミュレーション技術の検討-炉内各種現象に対する解析手法とモデルの現状-

タイトル(英文)

SIMULATION OF COAL GASIFIER PHENOMENA -NUMERICAL ANALYSIS AND GASIFIER MODELS-

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

次世代火力発電技術として期待される石炭ガス化複合発電システムの実用化に向け,様々な炉形式のガス化炉に対応できるガス化炉評価技術の開発が必要とされている。ガス化炉評価技術として,実験的なアプローチは非常に有効な手段であるが,様々な炉形式への対応を考えた場合,必ずしも最適な方法とは言えない。これに対し,近年その性能向上の著しいコンピュータを用いた数値シミュレーションによる解析は,各種炉形式への対応が容易であり,ガス化炉評価技術として,非常に強力なツールとなる。本報告書では,数値シミュレーションによるガス化炉評価技術の開発を目的とし,炉内現象の分類・明確化および現状のシミュレーション技術の比較・ガス化炉への適合性評価を行った。これにより,物性データベースの構築,燃焼・ガス化反応および灰の付着・成長・離脱に関するシミュレーション技術の開発が必要であることが明らかとなった。

概要 (英文)

TO MAKE IGCC FIT PRACTICAL AS THE NEXT THERMAL POWER GENERATION SYSTEM,WE MUST DEVELOP A TECHNIQUE FOR EVALUATING THE VARIOUS TYPES OF GASIFIER. THE EXPERIMENTAL APPROACH IS USEFUL FOR THE EVALUATING GASIFIERS,BUT IS NOT BEST FOR EVALUATING VARIOUS TYPES OFGASIFIER. NUMERICAL SIMULATION IS A USEFUL TOOL CAN BE ADAPTED TO MANYTYPES OF GASIFIER. WE DEVELOPED A GASIFIER TECHNIQUE USING NUMERICAL SIMULATION. WE CATEGORIZED GASIFIER PHENOMENA AND EVALUATED THE ADAPTABILITY OF THE NUMERICAL SIMULATION TECHNIQUE TO THE PHENOMENA. AS A RESULT,IT IS NECESSARY TO CONSTRUCT A PROPERTY DATABASE,AND TO DEVELOP A NUMERICAL SIMULATION TECHNIQUE FOR THE COAL COMBUSTION AND GASIFICATION REACTION,AND THE ASH DEPOSITION MECHANISM.

報告書年度

1995

発行年月

1995/10/01

報告者

担当氏名所属

大高 円

横須賀研究所発電システム部熱動力グループ

犬丸 淳

横須賀研究所発電システム部熱動力グループ

原 三郎

横須賀研究所発電システム部熱動力グループ

芦澤 正美

横須賀研究所発電システム部熱動力グループ

高橋 毅

横須賀研究所発電システム部熱動力グループ

キーワード

和文英文
石炭 COAL
ガス化 GASIFICATION
シミュレーション SIMULATION
解析手法 ANALYTICAL METHOD
モデル MODEL
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