電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

W94041

タイトル(和文)

低レベル放射性廃棄物のプラズマ溶融技術の開発(その5)-鉄と木片の溶融体の均質性-

タイトル(英文)

DEVELOPMENT OF PLASMA MELTING TECHNOLOGY FORTREATMENT OF LOW LEVEL RADIOACTIVE WASTE (PART 5)

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

可・難燃物の処理実験を行えるよう,既存の100kW級プラズマ溶融処理設備に,新たにアフターバーナーを持つ排ガス処理設備を設置した。これを用いて原子力発電所で発生する低レベル放射性雑固体廃棄物の可燃物を模擬した木片300gを,3kgの鉄とともに空気雰囲気中で,空気比1.9,1.1,0.5の3条件で溶融し,溶融体を得た。空気比にかかわらず,溶融体にスラグ層はあまり見られなかった。溶融体の密度と非放射性模擬核種(Co,Ni,Re)の分布を調べたところ,空気比1.1では両者ともほぼ均一であった。

概要 (英文)

TO TREAT COMBUSTIBLE WASTE,WE ATTACHED AN EXHAUST GAS TREATMENT SYSTEM WITH AN AFTER-BURNER TO A 100-KW CLASS PLASMA FURNACE. A TOTAL OF 300 G OF WOOD CHIPS SIMULATING COMBUSTIBLE WASTE FROM A NUCLEAR POWER PLANTS WAS THROWN INTO THE FURNACE WHILE 3 KG OF STEEL WAS MELTING. THE FURNACE ATMOSPHERE WAS AIR AND THE AIR RATIOS WERE 1.9,1.1 AND 0.5. THE DISTRIBUTION OF SPECIFIC GRAVITY,AND THE CONCENTRATION OF COLD TRACERS,CO,NI AND RE WERE MEASURED. AT AN AIR RATIO OF 1.1,FLUCTUATIONS OF ALL TRACER DISTRIBUTIONS WERE SMALL.

報告書年度

1994

発行年月

1995/08/01

報告者

担当氏名所属

足立 和郎

横須賀研究所電力部アークプラズマグループ

天川 正士

横須賀研究所電力部アークプラズマグループ

安井 晋示

横須賀研究所電力部アークプラズマグループ

キーワード

和文英文
低レベル放射性 LOW-LEVEL RADIOACTIVITY
放射性雑固体廃棄物 MISCELLANEOUS SOLID WASTE
プラズマ加熱 PLASMA HEATING
アークプラズマ ARC PLASMA
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