電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

W94022

タイトル(和文)

水素燃焼タービン発電システムの検討-高温酸素吹きランキンサイクル統合タービン発電システムの基本性能-

タイトル(英文)

HYDROGEN-FIRED TURBINE POWER GENERATION SYSTEMS -CHARACTERISTICS OF MODIFIED OXYGEN-BLOW RANKINE-CYCLE INTEGRATED TURBINE SYSTEM-

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

地球規模での環境問題が深刻化する中,水素を媒体として地球規模で自然エネルギーを活用しようというプロジェクトが脚光を浴びている。ここでは,水素を燃料とした発電サイクルについて,既提案のサイクルを同一条件の下で比較・評価して高効率化の方策を検討するとともに,ランキンサイクルを基にした全く新しいサイクルを考案し,その予想性能を計算した。この結果1500℃級のガスタービンを用いた場合で57%(HHV)の効率を達成可能であることが分かった。

概要 (英文)

THIS STUDY EVALUATES VARIOUS HYDROGEN-COMBUSTION TURBINE CYCLES AND PROPOSITIONS FOR NEW CYCLES. MANY VARIATIONS OFTHE HYDROGEN-COMBUSTION TURBINE CYCLE HAVE BEEN PROPOSED. WE CALCULATED THE EFFICIENCY OF THE STEAM DIRECT EXPANSION CYCLE,THE INERT GAS CIRCULATING CYCLE,THE STEAM CIRCULATING CYCLE AND THE GRAZ CYCLE UNDER THE SAME CONDITIONS TO EVALUATE THESE CYCLES AND TO CLARIFY HIGHER EFFICIENCY. WE STUDIED NEW CYCLE DERIVED FROM THE ORDINARY RANKINE CYCLE AND REHEAT BRAYTON CYCLE. THE EFFICIENCY PROVED TO BE 57% (HHV) USING A 1500DEGREE-CLASS GAS TURBINE AND USC STEAM TURBINE.

報告書年度

1994

発行年月

1995/06/01

報告者

担当氏名所属

森塚 秀人

横須賀研究所発電システム部エネルギー変換グループ

幸田 栄一

横須賀研究所発電システム部エネルギー変換グループ

齋川 路之

横須賀研究所発電システム部エネルギー変換グループ

三巻 利夫

横須賀研究所発電システム部エネルギー変換グループ

キーワード

和文英文
酸素吹き OXYGEN BLOW
ランキンサイクル RANKINE CYCLE
水素燃焼タービン HYDROGEN-FIRED TURBINE
水素エネルギー HYDROGEN ENERGY
地域温暖化 GROBAL WORMING
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