電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

W94004

タイトル(和文)

業務用2段圧縮式給湯ヒートポンプの開発-縦型シェルアンドチューブ式多機能中間熱交換器を採用したシステムの性能検証-

タイトル(英文)

DEVELOPMENT OF TWO-STAGE,COMPRESSION HEAT PUMP FOR COMMERCIAL HOT WATER SUPPLY

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

当研究所は,格段に高性能(=高成績係数&高温給湯)な「2段圧縮カスケード加熱式給湯ヒートポンプサイクル」を考案し,その技術開発を進めている。本サイクルに特有の構成機器でかつ高性能化の鍵を握るのが,給水予熱と冷媒気液分離の機能を併せ持つ「中間熱交換器」である。本報告の主な成果は以下の通りである。(1)既設置の電気入力50kW級業務用システムの実験結果を分析し,システムの性能向上に必要な中間熱交換器の機能を明らかにした。(2)必要機能を有する縦型シェルアンドチューブ式多機能中間熱交換器を新たに考案した。(3)新しく考案した中間熱交換器を組み込んだ業務用システムの給湯成績係数が3.73に達することを検証した。

概要 (英文)

WE HAVE DISCOVERED A HIGH-PERFORMANCE HEAT PUMP CYCLE,WHICH WE CALL THE TWO-STAGE COMPRESSION AND CASCADE HEATING HEAT PUMP CYCLE . THE INTERMEDIATE HEAT EXCHANGER IS A KEY PERFORMANCE ELEMENT IN THE SYSTEM AND HAS TWO FUNCTIONS: HEATING WATER AND SEPARATING THE REFRIGERANT VAPOR-LIQUID PHASES. THE NEW INTERMEDIATE HEAT EXCHANGER USES A VERTICAL SHELL AND TUBE STRUCTURE TO PRODUCE A COP VALUE OF3.73 WITH AN ELECTRICAL INPUT OF ABOUT 50 KW.

報告書年度

1994

発行年月

1994/09

報告者

担当氏名所属

長谷川 浩巳

横須賀研究所発電システム部エネルギー変換グループ

齋川 路之

横須賀研究所発電システム部エネルギー変換グループ

橋本 克巳

横須賀研究所発電システム部エネルギー変換グループ

三巻 利夫

横須賀研究所発電システム部エネルギー変換グループ

キーワード

和文英文
ヒートポンプ HEAT PUMP
給湯 HOT WATER SUPPLY
熱交換器 HEAT EXCHANGER
2段圧縮 TWO-STAGE COMPRESSION
カスケード加熱 CASCADE HEATING
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