電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)
報告書データベース 詳細情報
報告書番号
W93030
タイトル(和文)
LNG複合発電プラントにおけるセラミックガスタービンの適用効果
タイトル(英文)
IMPROVEMENT OF THERMAL EFFICIENCY BY APPLYING CERAMIC GAS TURBINE TO LNG CONBINED CYCLE PLANT
概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)
本報では,LNG複合発電プラントにセラミックスガスタービンを適用した場合の期待できるプラント熱効率を試算した。ただし,プラント熱効率の試算にあたっては,タービン翼のセラミック化による冷却空気量の低減化とガスタービンシール技術の向上などによるシール空気量の低減化を考慮した。試算した結果,金属空冷ガスタービン(初段静翼入口ガス温度1300℃)を用いた複合発電プラントに比べて,初段・2段静翼および初段動翼のセラミック化により,静翼入口ガス温度1500℃において約13.9%の熱効率向上(発電端,相対値)が期待できることが明らかとなった。
概要 (英文)
THIS PAPER DESCRIBES THE RESULTS OF COMPUTERANALYSIS OF THE THERMAL EFFICIENCY OF THE LNG COMBINED CYCLE USING A CERAMIC GAS TURBINE. WHEN CERAMICS WERE USED ON THE FIRST AND SECOND STATOR VANS AND FIRST ROATING BLADE,THE THERMAL EFFICIENCY OF THE LNG COMBINED CYCLE IMPROVED BY 13.9% (TIT: ) COMPARED TO THE LNG COMBINED CYCLEWITH A CONVENTIONAL AIR-COOLED METAL GAS TURBINE (TIT1300 ).
報告書年度
1993
発行年月
1994/06/01
報告者
担当 | 氏名 | 所属 |
---|---|---|
主 |
百合 功 |
横須賀研究所発電システム部燃焼グループ |
共 |
三巻 利夫 |
横須賀研究所発電システム部エネルギー変換グループ |
共 |
久松 暢 |
横須賀研究所発電システム部熱動力グループ |
共 |
渡辺 和徳 |
横須賀研究所発電システム部熱動力グループ |
共 |
餌取 良幸 |
横須賀研究所発電システム部燃焼グループ |
共 |
和田 克夫 |
(株)日立製作所 |
共 |
町田 隆志 |
(株)日立製作所 |
キーワード
和文 | 英文 |
---|---|
セラミックス | CERAMIC |
ガスタービン | GAS TURBINE |
LNG複合発電 | LNG COMBINED CYCLE |
熱効率 | THERMAL EFFICIENCY |
性能解析 | PERFORMANCE ANALYSIS |