電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

※ PDFのファイルサイズが大きい場合には、ダウンロードに時間がかかる場合がございます。 ダウンロードは1回のクリックで開始しますので、ダウンロードが完了するまで、複数回のクリックはなさらないようご注意願います。

電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

W93026

タイトル(和文)

積層方向を考慮した燃料電池の温度分布と応答のシミュレーション

タイトル(英文)

SIMULATION TEMPERATURE DISTRIBUTION AND RESPONSE IN FUEL CELLS BASED ON STACK DIRECTION

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

溶融炭酸塩型燃料電池(MCFC)の実用化のためには,高性能化,長寿命化,及び,運転制御性の向上が必要である。特に最適運転のためには,MCFCスタック内部の積層方向を考慮した温度分布,及び,負荷変動時における温度応答を知る必要がある。本研究では,10kW級,10セル積層のMCFCを対象とした電池内部の温度挙動を表わすモデルを作成し,燃料,及び,酸化剤ガスの流れ方向と,スタック積層方向に対する温度分布,及び,温度応答を重み付き残差法を用いて調べ,実スタックにおける温度応答と定性的な一致をみた。

概要 (英文)

FOR PRACTICAL USE MCFCS REQUIRE HIGHER PERFORMANCE,LONGER LIFE AND LARGER CAPACITY. FOR OPTIONUM STACK DESIGN,IT ISIMPORTANT TO INVESTIGATE THE STACK TEMPERATURE DISTRIBUTION WHEN GENERATING ELECTRICITY,AND THE TEMPERATURE RESPONSE WHEN CHANGING LOAD. WE DEVELOPED A MODEL OF THE REACTIONS AND HEAT TRANSFER USING SIMULTANEOUS PARTIAL DIFFERENTIAL EQUATIONS. THE MODEL SIMULATES TEMPERATURE DISTRIBUTION RESPONSE USING THE METHOD OF WEIGHTED RESIDUALS(MWR). IT SHOWED GOOD GENERAL ACCURACY IN COMPARISON TO CONTINUOUS SYSTEMS.

報告書年度

1993

発行年月

1994/10/01

報告者

担当氏名所属

曹 広益

横須賀研究所発電システム部エネルギー変換グループ

吉葉 史彦

横須賀研究所発電システム部エネルギー変換グループ

渡辺 隆夫

横須賀研究所エネルギー化学部発電化学グループ

幸田 栄一

横須賀研究所発電システム部エネルギー変換グループ

キーワード

和文英文
溶融炭酸塩型燃料電池 MOLTEN CARBONATE FUEL CELL
動的モデリング DYNAMIC MODELING
スタック STACK
MWR MWR
シミュレーション SIMULATION
Copyright (C) Central Research Institute of Electric Power Industry