電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

W93008

タイトル(和文)

天然オリノコ重質油(オリマルジョン)のガス化方式に関する基礎的検討-ガス化方式の選定と開発課題の抽出-

タイトル(英文)

BASIC STUDY OF ORINOCO-TAR(ORIMULSION) GASIFICATION PROCESS -SELECTION OF FEASIBLE GASIFICATION PROCESS AND SUBJECTS FOR DEVELOPMENT-

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

発電用新種燃料として期待されている天然オリノコ重質油(オリマルジョン)をガス化する方式について,ガス化剤,灰排出形態,灰排出部の雰囲気,炉形状,チャーリサイクル必要性を評価項目として,最適方式の検討を行った。その結果,(1)実用化可能と考えられるガス化方式として,灰の排出形態で区別される2つの基本方式を選定した。(2)選定したガス化方式の実用化に向け,超微粒チャー・フライアッシュの回収技術,アルカリ・重金属の挙動把握など今後取り組むべき開発課題を抽出した。

概要 (英文)

THE FEASIBILITY OF ORIMULSION GASIFICATION WAS STUDIED FROM THE VIEWPOINTS OF THE GASIFYING AGENT,THE STYLE OF ASH-DISCHARGE,THE ATMOSPHERE OF THE ASH-DISCHARGE AREA,THE TYPE OF GASIFIER,AND THE NEED FOR CHAR-RECYCLING. THE MAIN RESULTS ARE AS FOLLOWS: (1) TWO OPTIMUM GASIFICATION PROCESSES CHARACTERIZED BY THE STYLE OF ASH DISCHARGE WERE SELECTED. (2) FOR PRACTICAL USE OF THE SELECTED GASIFICATION PROCESSE,DEVELOPMENT SUBJECTS WERE SELECTED SUCH AS DEVELOPMENT OF TECHNOLOGIES FOR COLLECTING SUB-MICRON CHAR AND FLY ASH,BEHAVIOR OF ALKALI AND HEAVY METALS.

報告書年度

1993

発行年月

1993/12/01

報告者

担当氏名所属

市川 和芳

横須賀研究所発電システム部熱動力グループ

犬丸 淳

横須賀研究所発電システム部熱動力グループ

芦澤 正美

横須賀研究所発電システム部熱動力グループ

キーワード

和文英文
オリマルジョン ORIMULSION
天然オリノコ重質油 ORINOCO-TAR
ガス化 GASIFICATION
フィージビリティスタディ FEASIBILITY STUDY
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