電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

W92036

タイトル(和文)

微粉炭用新型低NOxバーナの開発(その3)-燃焼場におけるNOx・灰中未燃分同時低減効果の検討-

タイトル(英文)

DEVELOPMENT OF NEW PULVERIZED COAL BURNER FOR LOW-NOX AND LOW IGNITION-LOSS COMBUSTION TECHNOLOGY (PART 3)

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

これまでコールドフロー試験により,微粉炭燃焼時に発生するNOxと灰中未燃分を同時に低減できる新型バーナの形状を選定した。本報告では,石炭燃焼試験炉(100kg/h)を用い,新形バーナのNOx・灰中未燃分同時低減効果の検討を行った。(1)燃焼用空気条件として2次,3次空気の流量比および各々の旋回角度について検討し,NOxの低減に最適な条件を明らかにした。(2)形状の異なるバーナを比較対象として用い,コールドフローで最適とされた形状が,実際の燃焼場でもNOxの低減に重要な還元炎を適正に形成できることを明らかにした。(3)新形低NOxバーナと空気多段注入法を組合せると,NOx濃度100ppm達成時の灰中未燃分濃度は約13%となり,石炭燃焼試験炉における低減目標値である灰中未燃分濃度10%以下(実缶で3%以下に相当)に大きく近づいた。

概要 (英文)

THIS STUDY DESCRIBES A NEW BURNER FOR PULVERIZED COAL TO REDUCE NOX EMISSION AND IGNITION LOSS. IN THE LAST INVESTIGATION WITH THE COLD FLOW TEST FACILITY,WE SELECTED A SUITABLE FORM OF BURNER. IN THIS STUDY,WE CONSTRUCTED THE BURNER BASED ON THE COLD FLOW TEST,AND INVESTIGATED THE REDUCTION OF NOX AND UNBURNED CARBON IN FLY ASH. (1)THE MOST SUITABLE COMBUSTION CONDITIONS,WHICH ARE THE DISTRIBUTION RATE OF THE SECONDARY AND TERTIARY COMBUSTION AIR AND THEIR TURNING ANGLE,ARE SUITABLE FOR NOX REDUCTION. (2)THE NEW BURNER FORMS A REDUCTION FLAME FOR NOX COMPARED WITH DIFFERENT BURNER TYPES. (3)WHEN THE NEW BURNER IS COMBINED WITH MULTI-STAGE OFA INJECTION,THE UNBURNED CARBON CONCENTRATION AT A NOX LEVEL OF 100 PPM IS REDUCED TO NEAR OUR FORGET.

報告書年度

1992

発行年月

1993/06/01

報告者

担当氏名所属

木本 政義

横須賀研究所エネルギー部石炭技術研究室

牧野 尚夫

横須賀研究所エネルギー部石炭技術研究室

辻 博文

横須賀研究所エネルギー部石炭技術研究室

宮前 茂広

石川島播磨重工業(株)(IHI)

キーワード

和文英文
微粉炭燃焼 PULVERIZED COAL COMBUSTION
NOx NOX
灰中未燃分 UNBURNED CARBON IN FLY ASH
微粉炭バーナ PULVERIZED-COAL BURNER
低NOxバーナ LOW NOX BURNER
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