電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)
報告書データベース 詳細情報
報告書番号
W92029
タイトル(和文)
CO2回収型火力発電システムの開発-水素分離膜新技術を用いた天然ガス改質CO分離複合発電-
タイトル(英文)
DEVELOPMENT OF CO2 RECOVERY THERMAL POWER GENERATION SYSTEMS
概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)
比較的至近年に実用化可能なポリイミド系水素分離膜(120度で分離)を用いた天然ガス改質CO分離複合発電システムについて概念設計を実施した。天然ガス改質温度を950度、燃料ガス中の炭素分に対する投入蒸気量の比を3.5として概念設計を行った結果、CO2回収率80.0%で送電端効率37.3%となった。発電コストの比較では、排ガスからのCO2回収よりも経済的優位性が認められた。高温水素分離膜(400度で分離)の開発を前提に行った試算では、CO2回収率が約90%で、送電端効率42.5%に改善されることが分かった。
概要 (英文)
TEM FROM AN EXHAUST GAS OF LNG COMBINED CYCLE POWER GENERATION SYSTEM. IN CASE A HIGH TEMPERATURE HYDROGEN SEPARATION MEMBRANE IS DEVELOPED. IT IS PROVED THAT THE RATE OF CO2 RECOVERY AND THE NET THERMAL EFFICIENCY WILL BE IMPROVED BY ABOUT 90%, 42.5% RESPECTIVELY BY COMPUTER ANALYSIS.
報告書年度
1992
発行年月
1993/07/01
報告者
担当 | 氏名 | 所属 |
---|---|---|
主 |
森永 雅彦 |
横須賀研究所エネルギー部複合発電研究室 |
共 |
森塚 秀人 |
横須賀研究所エネルギー部複合発電研究室 |
共 |
牧野 尚夫 |
横須賀研究所エネルギー部石炭技術研究室 |
キーワード
和文 | 英文 |
---|---|
二酸化炭素回収 | CARBON DIOXIDE RECOVERY |
天然ガス改質 | NATURAL GAS REFORMER |
水素分離膜 | HYDROGEN SEPARATION MEMBRANE |
酸素燃焼 | OXYGEN COMBUSTION |
複合発電 | COMBINED CYCLE POWER GENERATION |