電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

※ PDFのファイルサイズが大きい場合には、ダウンロードに時間がかかる場合がございます。 ダウンロードは1回のクリックで開始しますので、ダウンロードが完了するまで、複数回のクリックはなさらないようご注意願います。

電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

W92012

タイトル(和文)

低レベル放射性廃棄物のプラズマ溶融技術の開発(その1)-排ガスに含まれるダストの性状と集塵装置の選定-

タイトル(英文)

DEVELOPMENT OF PLASMA MELTING TECHNOLOGY FORTREATMENT OF LOW-LEVEL RADIOACTIVE WASTE -PROPERTIES OF DUST IN OFF-GAS AND SELECTION OF DUST COLLECTORS(PART 1)-

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

低レベル放射性雑固体廃棄物の模擬試料をプラズマ加熱により溶融し,以下のダスト性状を明らかにした。(1)試料ごとのダストの発生量を明らかにし,それが溶融材料の飽和蒸気圧に依存することを示した。(2)ダストの粒径分布は,4~8ミューmと0.4ミューm以下に二つの極大が存在することを明らかにした。これらのダスト性状の結果や排ガスの状態量の結果から,このプラズマ処理システムに既存の集塵技術を適用できる見通しを得た。

概要 (英文)

NEW,NON-CONTAMINATED PRODUCTS HAVE BEEN MELTED BY PLASMA HEATING TO SIMULATE LOW-LEVEL RADIOACTIVE WASTE IN A NUCLEAR POWER PLANT. THE PROPERTIES OF DUST IN THE OFF-GAS HAVE BEEN INVESTIGATED.(1)THE DUST FLOW RATE AND CONCENTRATION DEPEND STRONGLY ON THE SATURATED VAPOR PRESSURE OF THE MOLTEN MATERIALS. (2)THERE ARE TWO LOCAL MAXIMUM VALUES,IN THE PARTICLE SIZE DISTRIBUTION;BELOW 0.4 MU M AND BETWEEN 4 AND 8 M. COMPARISON OF DUST AND OFF-GAS PROPERTIES WITH CONVENTIONAL DUST-COLLECTING TECHNOLOGIES INDICATES THAT THESE TECHNOLOGIES CANBE USED FOR PLASMA HEATING SYSTEMS.

報告書年度

1992

発行年月

1993/03/01

報告者

担当氏名所属

天川 正士

横須賀研究所電力部大電流研究室

足立 和郎

横須賀研究所電力部大電流研究室

安井 晋示

横須賀研究所電力部大電流研究室

池田 弘一

横須賀研究所電力部大電流研究室

キーワード

和文英文
プラズマ加熱 PLASMA HEATING
低レベル放射性廃棄物 LOW-LEVEL RADIOACTIVE WASTE
減容 VOLUME REDUCTION
ダスト DUST
集塵装置 DUST COLLECTOR
Copyright (C) Central Research Institute of Electric Power Industry