電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

※ PDFのファイルサイズが大きい場合には、ダウンロードに時間がかかる場合がございます。 ダウンロードは1回のクリックで開始しますので、ダウンロードが完了するまで、複数回のクリックはなさらないようご注意願います。

電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

W91002

タイトル(和文)

業務用2段圧縮式給湯ヒートポンプの開発-システムの省エネルギー性,経済性の評価-

タイトル(英文)

DEVELOPMENT OF ADVANCED HEAT PUMP FOR HOT WATER SUPPLY -EVALUATION OF ENERGY EFFICIENCY AND ECONOMIC EFFICIENCY OF SYSTEM-

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

当研究所では,給湯分野での省エネルギーをめざし,高性能2段圧縮式ヒートポンプの開発を進めている。本報告は,当所の方式を,熱負荷構造が異なる4種類の建物に適用した場合の省エネルギー性,経済性等について詳細に評価したものであり以下の結果が得られた。(1)当所の提案システムは,従来システムと比べて,一次エネルギー換算の効率が飛躍的に高く,極めて省エネルギーなシステムであることが明らかになった。(2)従来システムに対して,7年から1年程度の単純償却年数となり,経済性においても十分競合できることがわかった。(3)電中研システムの有効性を建物の熱負荷構造から概略判断できる手法を開発した。これにより,煩雑なシミュレーションを実施しなくても,当所システムの有効性を簡便に評価できる。

概要 (英文)

CRIEPI HAS BEEN DEVELOPING A HIGHLY-EFFICIENT HEAT PUMP FOR AIR CONDITIONING AND HOT WATER SUPPLY. WE EVALUATED THEENERGY AND ECONOMIC EFFICIENCIES OF THE PROPOSED SYSTEM WHEN IT WAS APPLIED TO FOUR BUILDINGS WITH DIFERENT THERMAL DEMANDS. THE FOLLOWING RESULTS WERE OBTAINED. (1)THE PROPOSED SYSTEM HAS A MUCH HIGHER ENERGY EFFICIENCY (PRIMARY ENERGY CONSUMPTION BASE) THAN CONVENTIONAL SYSTEMS AND IT IS HIGHLY ENERGY CONSERVATIVE. (2)THE INSTALLATION COST IS RECOVERED IN 1 7 YEARS. WE DEVELOPED A SIMPLE METHOD TO EVALUATE THE ECONOMIC EFFICIENCY OF THE PROPOSED SYSTEM FROM THE THERMAL DEMAND OF A BUILDING.

報告書年度

1991

発行年月

1991/07/01

報告者

担当氏名所属

齋川 路之

横須賀研究所エネルギー部複合発電研究室

岩坪 哲四郎

横須賀研究所エネルギー部複合発電研究室

長谷川 浩巳

横須賀研究所エネルギー部複合発電研究室

キーワード

和文英文
ヒートポンプ HEAT PUMP
給湯 HOT WATER
業務用 COMMERCIAL USE
経済性 ECONOMIC EFFICIENCY
省エネルギー性 ENERGY EFFICIENCY
Copyright (C) Central Research Institute of Electric Power Industry