電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)
報告書データベース 詳細情報
報告書番号
W90037
タイトル(和文)
プラズマトーチ用電極の損耗現象-窒素ガスとアルゴンガスによる違い-
タイトル(英文)
ELECTRODE EROSION IN PLASMA TORCHES -EFFECTSOF CHANGING PLASMA GAS FROM AR TO N2-
概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)
タングステン電極を使用したプラズマトーチを用い,直流400Aのアークプラズマを安定に発生させ,プラズマガスをアルゴンから窒素に代えた場合について,以下の結果を得た。(1)電極損耗率は25~50倍と著しく増加し,これは,電極先端部における酸化物添加材の残存量が減少することと相関がある。(2)実験に用いたシステムでは,人件費を除く運転コストを約2割低減できる。
概要 (英文)
A STOBLE ARC PLASMA HAS BEEN MAINTAINED AT 400 A DC USING A PLASMA TORCH WITH A SOLID TUNGTEN ELECTRODE. WHEN THE PLASMA GAS WAS CHANGED FROM AR TO N2: (1)THE ELECTRODE EROSION RATE INCREASED BY 25 50 TIMES. THIS PHENOMENON IS RELATED TO A DECRAESE IN THE QUANTITY OF OXIDE DEPOSITS AT THE ELECTRODE TIP. (2)THE OPERATING COST WAS BE REDUCED BY ABOUT 20%.
報告書年度
1990
発行年月
1991/05/01
報告者
担当 | 氏名 | 所属 |
---|---|---|
主 |
天川 正士 |
横須賀研究所電力部大電流研究室 |
共 |
足立 和郎 |
横須賀研究所電力部大電流研究室 |
共 |
渋谷 正豊 |
横須賀研究所電力部大電流研究室 |
共 |
稲葉 次紀 |
横須賀研究所電力部大電流研究室 |
共 |
安井 晋示 |
横須賀研究所電力部大電流研究室 |
共 |
岩田 幹正 |
横須賀研究所電力部大電流研究室 |
キーワード
和文 | 英文 |
---|---|
プラズマトーチ | PLASMA TORCH |
ダングステン電極 | TUNGSTEN ELECTRODE |
電極損耗 | ELECTRODE EROSION |
運転コスト | OPERATING COST |
窒素 | NITROGEN |