電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

W90032

タイトル(和文)

石炭ガス用脱硫剤の性能安定性評価-加圧条件下の脱硫/再生繰り返し特性-

タイトル(英文)

PREFORMANCE STABILITY OF DESULFURIZATION SORBENT FOR COAL GAS -DESULFURIZATION/REGENERATION REPETITION UNDER PRESSURIZED CONDITIONS-

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

石炭ガスの脱硫に用いる酸化鉄系のハニカム脱硫剤の性能の安定性を評価するために,実際の使用条件(加圧)で脱硫/再生を繰り返したところ,以下のことが明らかになった。(1)脱硫時に出口硫黄化合物濃度の変化(破過曲線)により脱硫剤の性能変化を検討した。破過曲線は10回目以降ほぼ同一の曲線となり,脱硫剤の性能は安定化した。(2)脱硫性能が安定化した後の吸収硫黄量は,初期の吸収硫黄量から脱硫剤中の残留硫黄量を差し引いたものに等しいことが明らかになった。本脱硫システムの運転時には,残留硫黄量を把握しておけば脱硫時の硫黄吸収量を予測できることが判明した。

概要 (英文)

LONG-TERM DESULFURIZATION/REGENERATION REPETITION TESTS WERE PERFORMED ON A REGENERABLE SORBENT UNDER PRACTICAL(PRESSURIZED)CONDITIONS. (1)THE SORBENT PERFORMANCE DETERMINED BY THE BREAKTHROUGH CURVE WAS STABLE UP TO 10 REPETITION CYCLES. (2)THE SULFUR-ABSORBING CAPACITY IS EXPRESSED BY THE DIFFERENCE BETWEEN THE FIRST CYCLE AND THE RESIDUAL AMOUNT OF SULFUR. WE CAN ESTIMATE THE EFFECTIVE SULFUR-ABSORBING CAPACITY OF THE SORBENT IN PRACTICAL USE BY MEASURING THE RESIDUAL SULFUR.

報告書年度

1990

発行年月

1991/05/01

報告者

担当氏名所属

小林 誠

横須賀研究所エネルギー部石炭技術研究室

白井 裕三

横須賀研究所エネルギー部石炭技術研究室

中山 稔夫

横須賀研究所エネルギー部石炭技術研究室

田中 隆

横須賀研究所エネルギー部石炭技術研究室

キーワード

和文英文
脱硫剤 DESULFURIZATION SORBENT
耐久性 DURABILITY
石炭ガス COAL GAS
ガス精製 GAS PURIFICATION
複合サイクル発電
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