電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

※ PDFのファイルサイズが大きい場合には、ダウンロードに時間がかかる場合がございます。 ダウンロードは1回のクリックで開始しますので、ダウンロードが完了するまで、複数回のクリックはなさらないようご注意願います。

電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

W90023

タイトル(和文)

微粉炭の酸素富化燃焼に関する基礎燃焼特性

タイトル(英文)

COAL COMBUSTION CHARACTERISTICS IN OXYGEN-ENRICHED ATMOSPHERE

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

石炭火力は電源多様化の観点から重要と考えられており,これまでにも運用性並びに効率の向上を図るための改善がなされてきた。今後は,これに加えて環境対策上からCO2対策を考慮した新しい利用技術が必要とされている。そこで,石炭火力における運用性改善並びにCO2対策技術として酸化富化燃焼技術に着目し,その基礎燃焼特性を把握するための試験をIHIと共同で行った。電気炉式反応管試験装置によって試験を行い,酸素富化により微粉炭の着火・燃焼特性特性が大幅に改善されるうえ,NOxの低減にも有効であることが確認された。

概要 (英文)

VARIOUS TECHNOLOGIES HAVE BEEN DEVELOPED FORCOAL-FIRED POWER STATIONS TO IMPROVE THE OPERATION CHARACTERISTICS ANDTO INCREASE THE BOILER EFFICIENCY BECAUSED OF GLOBAL ENVIRONMENTAL PROBLEMS,NEW TECHNOLOGY IS REQUIRED TO REDUCE THE CARBON-DIOXIDE EMISSIONS. BURNING COAL IN AN OXYGEN-ENRICHED ATMOSPHERE IS EXPECTED TO REDUCE CARBON-DIOXIDE EMISSIONS AND TO IMPROVE THE OPERATION CHARACTERISTICS. THIS REPORT DESCRIBES DROP-TUBE EXPERIMENTS TO CLARIFY THE FUNDAMENTAL CHARACTERISTICS OF COAL COMBUSTION IN OXYGEN-ENRICHED ATMOSPHERES.

報告書年度

1990

発行年月

1991/04/01

報告者

担当氏名所属

小谷田 一男

横須賀研究所エネルギー部石炭技術研究室

沖 裕壮

横須賀研究所エネルギー部石炭技術研究室

田中 隆

横須賀研究所エネルギー部石炭技術研究室

キーワード

和文英文
石炭火力 COAL-FIRED POWER STATION
微粉炭燃焼 PULVERIZED-COAL COMBUSTION
酸素富化燃焼 OXYGEN-ENRICHED COMBUSTION
中間負荷運用 MIDDLE LOAD OPERATION
Copyright (C) Central Research Institute of Electric Power Industry