電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

W90001

タイトル(和文)

我が国における再生可能エネルギー利用技術の現状調査とシステムの成立性の検討

タイトル(英文)

R&D TRENDS IN RENEWABLE ENERGY TECHNOLOGY INJAPAN FROM TOTAL ENERGY PERSPECTIVE

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

再生可能エネルギー利用の現状とその研究開発の動向を調査するとともに,今後の研究開発の方向性を調査検討した。その結果,再生可能エネルギー利用の現状は潜在可採量の1%以下であるとともに,水力,地熱,風力の一部を除き未だ研究開発段階であることが明らかとなった。また,システムを再生可能性を評価した結果,システムの製作等に要するエネルギーを少なくするような技術開発が必要であることが判明した。さらに,今後,化石燃料や原子力エネルギーの使用が極端に制限された場合を想定して,現在開発中のものに加えて,熱電変換などにより発生した電気を貯蔵・変換するシステム,光エネルギーを物質やレーザ等に直接変換利用するシステム,工場等の排熱等の未利用エネルギーを変換利用するシステムなどの技術開発を推進する必要がある。

概要 (英文)

THIS PAPER DESCRIBES THE CURRENT STATUS OF RENEWABLE ENERGY TECHNOLOGIES AND SYSTEMS FROM THE TOTAL ENERGY PERSPECTIVE IN JAPAN. THE FOLLOWING RESULTS WERE OBTAINED. ONLY 9% OF THE ETIMATED AMOUNT OF RENEWABLE ENERGY RESOURCES ARE UTILIZED IN JAPAN. MOST RENEWABLE ENERGY TECHNOLOGIES ARE NOW UNDER DEVELOPMENT EXCEPT HYDRAULIC POWER,WIND POWER,AND GEOTHERMAL POWER. TO ACHIEVE PRACTICAL USE OF RENEWABLE ENERGY,IT IS NECESSARY TO REDUCE THE SYSTEM ENERGY CONSUMPTION. NOW USE OF RENEWABLE ENERGY FOR POWER GENERATION IS NOT PROMISING,BUT IFWE CONSIDER FUTURE OR NUCLEAR ENERGY LIMITS,DEVELOPMENT OF SYSTEMS SUCH AS THEMO-ELECRIC CONVERSION SYSTEMS,OPTICAL ENERGY OR LASER CONVERSION SYSTEMS,AND WASTE-HEAT CONVERSION SYSTEMS IS NECESSARY.

報告書年度

1990

発行年月

1991/06/01

報告者

担当氏名所属

北見 恒雄

横須賀研究所エネルギー部

伊藤 哲夫

横須賀研究所電力部新地中化研究室

葛間 泰邦

横須賀研究所電力部大電流研究室

森塚 秀人

横須賀研究所エネルギー部複合発電研究室

齋川 路之

横須賀研究所エネルギー部複合発電研究室

キーワード

和文英文
再生可能エネルギー RENEWABLE ENERGY
自然エネルギー SOLAR ENERGY
未利用エネルギー
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