電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

W89042

タイトル(和文)

2T/D加圧二段噴流床石炭ガス化炉特性-給炭量比変化時のガス化特性に関する検討-

タイトル(英文)

CHARACTERISTICS OF A 2T/D PRESSURIZED TWO -STAGE ENTRAINED-BED COOL GASIFIER- GASIFICATION CHARACTERISTICS AT VARIOUS COAL FEED RATES-

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

二段噴流床ガス化炉の大きな特徴は,コンバスタとリダクタへの給炭量を独立して調整することにより,ガス化炉全体として低空気比で運転できることである。本報告は,2T/Dガス化炉により実施した給炭量比変化試験結果を取りまとめたものであり,200T/Dパイロットプラント等の運転条件適正化に資することを目的とする。給炭量比変化時のガス化特性(コンバスタ温度,ガス性能等)を詳細に把握することができた。さらにはスラグ排出性を左右するコンバスタ温度を維持するための運転条件を検討し,200T/D炉等の運転条件適正化に役立つ基本的な知見を取得することができた。

概要 (英文)

A TOW-STAGE ENTRAINED-BED COAL GASIFIER COULD POSSIBLY OPERATE AT A LOW AIR-CONTENT LEVEL BY CONTROLLING THE COAL AND AIR FEED RATES TO THE COMBUSTOR AND THE REDUCTOR SEPARETELY. THIS REPORT PRESENTS THE RESULTS OF GASIFICATION TESTS AT VARIOUS COAL FEED RATES WITH A 2T/D COAL GASIFIER. THE GASIFICATION CHARACTERISTICS AT VARIOUS COAL FEED RATES WERE CLARIFIED. WE STUDIED THE GASIFIER OPERATING CONDITIONS FOR SRABILIZING THE COMBUSTOR GAS TEMPERATURE ENOUGH TO PRODUCE A STEADY DISCHARGE OF SLAG AND TO OBTAIN BASIC KNOWLEDGE THAT IS APPLICABLE TO LARGE-SCALE GASIFIER SUCH AS A 200 T/D PILOT PLANT.

報告書年度

1989

発行年月

1990/04/01

報告者

担当氏名所属

原 三郎

横須賀研究所エネルギー部複合発電研究室

三巻 利夫

横須賀研究所エネルギー部複合発電研究室

犬丸 淳

横須賀研究所エネルギー部複合発電研究室

芦澤 正美

横須賀研究所エネルギー部複合発電研究室

小林 雄一

横須賀研究所エネルギー部石炭技術研究室

浜松 照秀

横須賀研究所エネルギー部複合発電研究室

石川 浩

横須賀研究所エネルギー部燃焼技術研究室

キーワード

和文英文
石炭ガス化 COAL GASIFICATION
二段噴流床 TWO-STAGE ENTRAINED BED
給炭量比 COAL FEED RATE
ガス化特性 GASIFICATION CHARACTERISTICS
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