電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

W89019

タイトル(和文)

都市型コンパクト送電線の開発-基本的考え方と荷重設計-

タイトル(英文)

DEVELOPMENT OF COMPACT TRANSMISSION LINES

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

都市周辺部での電力需要は今後も増加すると考えられ,これに伴う送電線の建設はますますその重要度が大きくなっている。このため,本報告では都市周辺部の環境に調和し,建設コストの低減を目指した66kV級コンパクト架空送電線の開発について,その基本的考え方を示し,併せて本送電線に適用する高分子がいしの所要強度について検討したものである。主な結果は以下の通りである。(1)コンパクト送電線では鉄塔に鋼管柱を採用し,またがいし類はラインポストがいしと相間スペーサを採用することとした。これにより,コンパクト送電線の鉄塔は従来の鉄塔より高さで6m,2回線の線間距離で2.6m縮小することができる。(2)高強度で軽量性を求められるラインボックスがいしと相間スペーサには,FRPのコアにシリコンラバーの笠を被覆した高分子複合がいしを採用することとした。(3)実系統においてラインボックスがいしや相間スペ

概要 (英文)

IT IS EXPECTED THAT THE DEMAND FOR ELECTRIC POWER AROUND CITIES WILL INCREASE IN THE FUTURE. THEREFORE DEVELOPMENT OF LOWCOST COMPACT TRANSMISSION LINES WITH ENVIRONMENTAL HARMONY IS NEEDED. THIS REPORT DESCRIBES METHODS THINNING AND THE DESIGN BASIS FOR DEVELOPMENT OF 66-KV COMPACT TRANSMISSION LINES. THE MAIN POINTS ARE SUMMARIZED AS FOLLOWS: (1)SINGLE-POLE IRON TOWERS,LINE-POST INSULATORS AND LINE SPACERS ARE USED TO MAKE TRANSMISSION LINES MORE COMPACT. AS A RESULT,FOR CONVENTIONAL TRANSMISSION LINES,THE MONOPOLIZATION AREA,IRON-TOWER HEIGHT AND LINE DISTANCE ARE REDUCED TO 1/5,6M,AND 2.6M. (2)LIGHT HIGH-STRENGTH POLYMER COMPOSITE INSULATORS THAT USE AN FRP CORE AND SILICON RUBBER SHEDS ARE USED AS LINE-POST INSULATORS AND LINE SPACERS. (3)VARIOUS LOADS APPLID TO INSULATORS IN THE FIELD WERE CALCULATED. LINE-POST INSULATORS AND LINE SPACERS THAT COULD BEAR THE EXPECTED LOAD COULDBE PRODUCED.

報告書年度

1989

発行年月

1989/11/01

報告者

担当氏名所属

高橋 毅

横須賀研究所電力部新素材研究室

谷口 毅

横須賀研究所電力部新素材研究室

渡辺 泰夫

横須賀研究所電力部新素材研究室

キーワード

和文英文
送電線 TRANSMISSION LINE
設計 DESIGN
コンパクト化 COMPACT
高分子碍子 POLYMER COMPOSIT INSULATOR
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