電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

W89013

タイトル(和文)

溶融炭酸塩型燃料電池の加圧性能特性-250平方cm級セルの性能決定要因分析-

タイトル(英文)

STUDY OF PRESSURIZED OPERATION OF MCFCS -ANALYSIS OF SPECIFIC FACTORS FOR 250-SQARE CM CLASS MCFC PERFORMANCE-

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

MCFCは,高効率を得るためには加圧運転することが必要であることから,加圧性能の把握を進めている。本報告では,試作小型セルを用い加圧性能結果をまとめ,性能決定要因分析を行い,加圧効果について検討した。得られた結果を以下に示す。(1)低燃料利用率(40%)の場合の加圧による性能上昇は,開路電圧の上昇と反応抵抗の減少によることがわかった。(2)高燃料利用率(80%)の場合の加圧による性能上昇は,反応抵抗が主にメタン生成により増加するため鈍化する。今後の課題として,生成メタン抑制法を検討する必要がある。

概要 (英文)

MCFC PLANTS WILL BE OPERATED UNDER PRESSURIZED CONDITIONS TO ACHIEVE HIGH EFFICIENCY. THIS REPORT STUDIES THE PERFORMANCE OF BENCH-SCALE MCFCS SUNDER PRESSURIZED CONDITIONS AND ANALYZES THE PERFORMANCE. (1) AT A LOW FUEL UTILIZATION OF 40%,IMPROVED PRESSURIZED-OPERATION PERFORMANCE RESULTS FROM AN INCREASE IN OPEN-CIRCUIT POTENTIAL AND A DECREASE IN REACTION RESISTANCE. (2)AT A HIGH FUEL UTILIZATION OF 80%,THE IMPROVED PRESSURIZED-OPERATION PERFORMANCE IS LOWER THANTHAT UNDER LOW FUEL UTILIZATION BECAUSE OF AN INCREASE IN THE REACTIONRESISTANCE MAINLY CAUSED BY METHANATION. IT IS NECESSARY TO STUDY METHANATION SUPPRESSION METHODS UNDER PRESSURIZED OPERATION.

報告書年度

1989

発行年月

1989/10/01

報告者

担当氏名所属

麦倉 良啓

横須賀研究所エネルギー部燃料電池研究室

島津 謙二

横須賀研究所エネルギー部燃料電池研究室

渡辺 隆夫

横須賀研究所エネルギー部燃料電池研究室

伊崎 慶之

横須賀研究所エネルギー部燃料電池研究室

浜松 照秀

横須賀研究所エネルギー部複合発電研究室

阿部 俊夫

横須賀研究所エネルギー部燃料電池研究室

石川 浩

横須賀研究所エネルギー部燃焼技術研究室

キーワード

和文英文
燃料電池 FUEL CELL
溶融炭酸塩 MOLTEN CARBONATE
加圧運転 PRESSURIZED OPERATION
性能決定要因分析 ANALYSIS OF SPECIFIC FACTORS
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