電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

※ PDFのファイルサイズが大きい場合には、ダウンロードに時間がかかる場合がございます。 ダウンロードは1回のクリックで開始しますので、ダウンロードが完了するまで、複数回のクリックはなさらないようご注意願います。

電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

W88043

タイトル(和文)

スリット付きアークホーンのアークジェット制御特性

タイトル(英文)

CONTROLLABILITY OF ARC JET FROM ARE HORNS WITH SLITS

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

超々高圧送電線路の耐張鉄塔におけるジャンパー内ホーン用として考案した2種のホール電極のアークジェック保持性能を実験的に明らかとした。(1)コロナ放電特性改善のためホーン先端形状を半球状としたスリット付きアークホーンは,大電流域(5kA以上)におけるアークジェット制御特性が優れている。(2)(1)項の電極の中心部にさらに電極を設けたアークホーンは,中央電極の先端面積で維持できるアーク電流までの小電流域(5kA未満)におけるアークジェット制御特性が優れている。(3)以上の結果から,上記電極を改良して新しく2種のホーン電極を提案した。

概要 (英文)

THE AUTHORS HAVE DEVELOPED TWO TYPES OF ARC-STABILIZED ARC HORS FOR TRANSMISSION LINES AND CARRIED OUT AN EXPERIMENTAL STUDY ON THE CONTROLLABILITY OF THE ARC JET.THE MAIN RESULTS ARE ASFOLLOWS: (1)THE TYPE-A ARC HORN WITH SEVERAL SLITS ON THE HEMISPHERICAL END OF THE ELECTRODE GAVE EXCELLENT CONTROLLABILITY OF THE ARC JET WITH HEAVY CURRENTS EXCEEDING 5 KA. (2)THE TYPE-B ARC HORN WITH AN ELECTRODE AT THE CENTER OF THE TYPE-A ARC HORN GAVE EXCELLENT CONTROLLABILITYOF THE ARC JET UP TO 5 KA. (3)ON THE BASIS OF THE ABOVE EXPERIMENTAL RESULTS,THE AUTHORS PROPOSE TWO NEW ELECTRODE SHAPES WHICH HAVE A PLANE ELECTRODE END WITH SEVERAL SLITS.

報告書年度

1988

発行年月

1989/05/01

報告者

担当氏名所属

砂辺 欣也

横須賀研究所電力部大電流研究室

深川 裕正

横須賀研究所電力部

キーワード

和文英文
アーク ARC
アークホーン ARC HORN
アークジェット ARC-JET
スリット SLIT
Copyright (C) Central Research Institute of Electric Power Industry