電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

※ PDFのファイルサイズが大きい場合には、ダウンロードに時間がかかる場合がございます。 ダウンロードは1回のクリックで開始しますので、ダウンロードが完了するまで、複数回のクリックはなさらないようご注意願います。

電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

W88020

タイトル(和文)

景観を考慮した柱上設置方式変圧器の技術開発

タイトル(英文)

DEVELOPMENT OF VISVAL DESIGNED PALE-MOUNTED UNDERGROUND POWER DISTRIBUTION EQUIPMENTS

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

配電地中化の建設コスト低減を目的として,機器の路上設置が困難な場所へ対応可能な「地中配電機器の柱上設置方式」を考案した。本報告書は,本方式を実用化するに当り,変圧器を対象とした技術的検討課題についての実験および理論的検討結果をとりまとめたものである。(1)変圧器本体を覆うハウジングの所要開口率は数%程度と小さくてよいことが明らかになった。(2)風圧荷重や地震荷重に対する支柱強度,支柱の根入れ深さの計算等を行い,支柱設計を行った。(3)製作した柱上設置方式変圧器を施工し,施工面からも本方式が実用可能であることを検証した。

概要 (英文)

WE SUGGESTED THE POLE-MOUNTED TRANSFORMER INFUTURE UNDERGROUND DISTRIBUTION SYSTEMS IN ORDER TO REDUCE CONSTRACTION COSTS. THIS METHOD WILL ENABLE TO SET THE EQUIPMENT IN NARROW SPACS WHERE IT IS IMPOSSIBLE TO PLACE BY PAD-MOUNTED METHOD. THIS REPORT DESCRIBES EXPERIMENTAL AND THEORITICAL CONSIDERATIONS ON THE FEASIBILITY STUDY OF THE POLE-MOUNTED TRANSFORMERS. (1)WE FOUND THAT THE OPENNING RATES OF HOUSING WHICH ENCLOSE THE TRANSFORMER NEEDS ONLY A FEW PER-CENT INUTILITY. (2)TO RESIST THE WIND PRESSURE AND THE EARTHQUAKE LOAD,THE POLE STRENGTH AND THE SETTING DEPTH WERE DESIGNED. (3)WE DETERMINED POLE-MOUNTED TRANSFORMERS DESIGN, AND VERIFIED THE POSSIBILITY OF REALIZING TRANSFORMER IN ACTUAL USE.

報告書年度

1988

発行年月

1989/02/01

報告者

担当氏名所属

澤邉 公秀

横須賀研究所電力部新地中化研究室

伊藤 哲夫

横須賀研究所電力部新地中化研究室

佐藤 正彦

横須賀研究所電力部新素材研究室

今城 尚久

横須賀研究所電力部新地中化研究室

キーワード

和文英文
配電地中化 UNDERGROUND POWER DISTRIBUTION
柱上設置方式 POLE-MOUNTED METHODS
変圧器 TRANSFORMERS
支柱設計 DESIGN OF POLE
景観設計 VISUAL DESIGN METHODS
Copyright (C) Central Research Institute of Electric Power Industry