電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

W88018

タイトル(和文)

2T/D加圧二段噴流床石炭ガス化炉特性-ガス化性能とチャー供給量との相互関係に関する検討-

タイトル(英文)

CHARACTERISTICS OF 2T/D PRESSURIZED TWO STAGE ENTRUINED-BED COAL GASIFIER -STUDY OF RELATION SHIP BETWEEN GASIFYINGEFFICIENCY AND CHAR RECYCLE-

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

空気吹き加圧二段噴流床方式石炭ガス化炉では,ガス化性能を高めるために,生成したチャーの回収,リサイクルを行う。生成チャーを全て回収した時に,性能は最高となる。そこで,ガス化炉各部の設計,運転条件の観点から,生成チャーを全て回収した場合の供給すべきチャー量を知ることが極めて重要である。本報告では,2T/D炉試験データを用いて,チャーリサイクル率のガス化性能への影響,供給すべきチャー量について検討し,これらを明らかにした。本報告で得られた知見は,200T/Dパイロットプラント等大型炉にそのまま適用することができ,所要のデータを,事前あるいは運転中に取得することにより,炭種,空気比に応じ,適切なチャー供給量の運転目標値を,オンラインで運用に共用することができる。

概要 (英文)

IN AIR-BLOWN PRESSURIZED TWO-STAGE ENTRAINED-BED COAL GASIFIERS,THE PRODUCED CHAR IS RECYCLED FOR HIGHER GASIFYING EFFICIENCY. THE MAXIMUM EFFICIENCY IS REACHED WHEN ALL THE CHAR PRODUCTIS RECYCLED. THUS,FROM THE VIEWPOINT OF DESIGN AND OPERATION OF GASIFIERS,IT IS IMPORTANT TO UNDERSTAND THE CHAR RECYCLE FLOW RATE WHEN ALL THE CHAR PRODUCT IS RECYCLED. USING EXPERIMENTAL DATA FROM A 2T/D COAL GASIFIER,THIS REPORT EXPLAINS EFFECT OF CHAR RECYCLING ON THE GASIFYING EFFICIENCY AND THE RECYCLED CHAR FLOW RATE. THIS DATA IS APPLICABLE DIRECTLY TO LARGE-SCALE COAL GASIFIERS SUCH AS A 200 T/D PILOT PLANT. IF DATA CAN BE OBTAINED BEFORE OR DURING OPERATION OF THE GASIFIER,THE SETTINGS FOR THE RECYCLED CHAR FLOW RATE,WHICH IS AN IMPOTANT OPERATING FACTOR,AND THE AIR RATIO CAR BE ALMOST IMMEDIATELY DETERMINED FOR ALL COALTYPES.

報告書年度

1988

発行年月

1989/02/01

報告者

担当氏名所属

原 三郎

横須賀研究所エネルギー部複合発電研究室

犬丸 淳

横須賀研究所エネルギー部複合発電研究室

芦澤 正美

横須賀研究所エネルギー部複合発電研究室

小林 雄一

横須賀研究所エネルギー部石炭技術研究室

浜松 照秀

横須賀研究所エネルギー部複合発電研究室

石川 浩

横須賀研究所エネルギー部

キーワード

和文英文
石炭ガス化 COAL GASIFICATION
噴流床方式 ENTRAINED-BED
ガス化性能 GASIFYING EFFICIENCY
チャーリサイクル CHAR RECYCLE
カーボンリサイクル率 CARBON RECYCLE RATE
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