電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

W88014

タイトル(和文)

セラミック静翼の熱応力低減方策に関する解析的検討

タイトル(英文)

ANALYTICAL STUDY ON THE DECREASING METHOD OFTHERMAL STRESS FOR CERAMIC GAS TURBINES-

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

高温耐久性,高温強度に優れたファインセラミックスをガスタービン翼に適用することにより,ガスタービンの高温・高効率化を実現することが期待されている。本報告は,脆性材料であるセラミツクスを高い信頼性が求められる発電用ガスタービンに適用する際に,最も重要な熱応力の低減策について次の観点から解析的検討を行ったものである。(1)低熱応力型静翼構造の採用(2)高熱伝導セラミック材の適用(3)ガスタービン緊急停止運転法の改善この結果,それぞれ従来方式に比べ1/3~1/2という大幅な熱応力低減効果が期待できることが明らかとなり,セラミック材のガスタービンへの適用に大きな展望を開いた。

概要 (英文)

FINE CERAMICS WITH AN EXCELLENT DURABILITY AND STRENGTH AT HIGH TEMPERATURES ARE EXPECTED TO BE ADOPTED AS THE MATERIAL OF STATOR VANE AND ROTOR BLADES OF GAS TURBINES TO IMPROVE THERMALEFFICIENCY. THIS PAPER DESCRIBES THE RESULT OF ANALYTICAL STUDY DISCUSSED FROM THE FOLLOWING POINT OF VIEW ON THE DECREASING METHOD OF THERMAL STRESS FOR CERAMIC GAS TURBINES REQUIRED HIGH RELIABILITY FOR POWER GENERATION. (1)ADOPTATION OF STRUCTURAL DESIGN IN THE STATOR VANE FOR DECREASING THE THERMAL STRESS. (2)APPLICATION OF HIGH CONDUCTIVE CERAMICS. (3)IMPROVEMENT OF GAS TURBINE EMERGENCY SHUTDOWN OPERATION. AS RESULTWE FOUND THE THERMAL STRESS IS RELATIVELY SMALL COMPARED TO THE CONVENTIONAL ONE. THUS WE FORSEE THE APPLICATION OF CERAMICS TO GAS TURBINES FOR POWER GENERATION.

報告書年度

1988

発行年月

1988/11/01

報告者

担当氏名所属

三巻 利夫

横須賀研究所エネルギー部複合発電研究室

阿部 俊夫

横須賀研究所エネルギー部燃焼技術研究室

久松 暢

横須賀研究所エネルギー部燃焼技術研究室

キーワード

和文英文
セラミックス CERAMICS
ガスタービン GAS TURBINE
熱応力 THERMAL STRESS
静翼 STATIONARY VANE
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