電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

W87031

タイトル(和文)

UHV送電線用マルチロッド形ジャンパ内ホーン

タイトル(英文)

RECOMMERDED MULTI-ROD TYPE JUMPER HORNS FOR UHV TRANSMISSION LINES.

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

アーク保持性能の優れたロッド形電極を複数本並立させ,UHV送電線のジャンパ内ホーンに適用してもコロナを抑制できるマルチロッド形電極を考案した。ジャンパ側ホーンとして,電極本数4本,電極間距離150mmの考案電極を採用した場合の特性を以下に示す。(1)コロナ特性;実証的検討が残されているものの,電界計算から1100kVではコロナを生じないと考えられる。(2)アーク保持性能:単一ロッド形ホーンと同様,アーク保持時間は,無風時で400ms以上,10m/sの横風下でも100msと考えられ実用上満足できる。

概要 (英文)

WE PROPOSE MULTI-ROD JUMPER HORNS WITH STRAIN ASSEMBLIES FOR UHV OVERHEAD TRANSMISSION LINES. THE CALCULATED AND EXPERIMENTAL RESULTS FOR CORONA DISCHARGE AND A STABLE ARC AT THE JUMPER HORN WITH AN ELECTRODE DIAMETER OF 60 MM,FOUR ELECTRODES AND AN ELECTRODE DISTANCE OF 150 MM ARE SUMMARIZED AS FOLLOWS: (1)FROM CALCULATION,ITIS ESTIMATED THAT NO CORONA DISCHARGE APPEARS AT THE HORNS WHEN THE LINE VOLTAGE IS CESSLKAN 1100 KV. (2)THE ARC INITIATED FROM MULTI-ROD HORNS IS STABLE AS WITH SINGLE-ROD HORNS AND THE STABLE ARE DURATION IS MORE THAN 400MS WITH NO WIND AND 100 MS WITH A WIND VELOCITY OF 10 M/S. THEREFORE THESE HORNS CAN BE PUT TO PRACTICAL USE.

報告書年度

1987

発行年月

1988/11/01

報告者

担当氏名所属

渋谷 正豊

横須賀研究所試験研究部大電流研究室

天川 正士

横須賀研究所電力部大電流研究室

河本 正

狛江研究所送変電部放電研究室

足立 和郎

横須賀研究所電力部大電流研究室

キーワード

和文英文
マルチロッド形電極 MULTI-ROD ELECTRODES
アーク FREE-ARCS
ジャンパ内ホーン JUMPER HORN
UHV送電線 UHV TRANSMISSION LINES
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