電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

W03042

タイトル(和文)

固定床バイオマスガス化発電の調査 --バイオマスガス化発電システムの熱効率と経済性比較--

タイトル(英文)

Survey on Biomass gasification Power Generation System - Comparison of Several Gasification Systems' Thermal Efficiencies and Economics-

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

わが国は天然資源に乏しく、ほとんどの化石資源を諸外国から輸入している。石炭は安価で最も豊富で世界中に広く分布しているが、CO2の排出量が多く、石炭焚き火力発電の増設によりCO2排出量が増加する恐れがある。京都議定書の遵守のために、炭素中立なバイオマス利用発電が注目されている。政府はRPS法を施行し、電力会社に一定割合で再生可能エネルギーによる発電を義務付けた。本報告では、先行して開発の行われている固定床バイオマスガス化発電システム(YGC、スターミート、キシロワット)について、ガス化技術、タール処理技術、システム構成、熱効率、建設費、開発課題等の訪問調査を行った。次に、調査結果に基づいて、当所で開発した熱効率解析手法を用いて、バイオマスガス化反応の解析を行うとともに、バイオマスガス化発電の熱効率を試算した。この結果を用いて、バイオマスガス化発電の発電コストについて検討を行った。

概要 (英文)

Biomass is paid attention to as controlling green house gas in Japan because biomass must not count its CO2 (carbon neutral). Government executes RPS low, electric power suppliers should generate 12.2GWh of their electricity using renewable energy in 2010 to meet our Kyoto Protocol. CRIEPI started to research about biomass gasification power generation system*1. In this paper, the authors introduce developing several biomass gasification power generation technologies (YGC, STAR-MEET, Xylowatt, etc.) and evaluate their performance and economics.

報告書年度

2003

発行年月

2004/04

報告者

担当氏名所属

森塚 秀人

横須賀研究所エネルギー機械部

市川 和芳

横須賀研究所エネルギー機械部

鈴木 伸行

横須賀研究所エネルギー機械部

大高 円

横須賀研究所エネルギー機械部

キーワード

和文英文
バイオマス Biomass
再生可能エネルギー Renewable Energy
ガス化 Gasification
発電 Power Generation
熱効率 Thermal efficiency
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