電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

U97055

タイトル(和文)

揚水式発電所地点の地下水調査法(その2)-岩盤地下水の調査法-

タイトル(英文)

INVESTIGATION OF ROCK MASS GROUNDWATER FOR PUMPED STORAGE POWER PLANT SITE (PART 2) -INVESTIGATION OF ROCK MASS GROUNDWATER-

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

揚水発電所地点での地下水調査法について総合的に考察し,下記事項を明らかにした。1.地下水調査では,水理地質,地下水自身および気象,水文の3要素の調査が必要である。2.地下水理の調査では,岩石の生成起源,地質年代およびその後の地質学的なイベントの解明が最も重要である。3.地下水自身の調査では,地下水の化学成分,地下水圧,トレーサー調査が有効である。特に,地下水の化学成分は,地下水の涵養源,涵養メカニズムおよび年代さらには異なる地下水の混合について定量的に解析することが期待できる。4.気象と水文の調査は,地下水の涵養量,地下水の挙動の評価のために重要である。

概要 (英文)

THE METHODS FOR HYDROLOGICAL INVESTIGATION OF THE SITING OF A PUMPED HYDRAULIC POWER PLANT ARE DISCUSSED. THE RESULTS ARE AS FOLLOWS: 1. FACTORS SUCH AS HYDROGEOLOGY, GROUNDWATER, PROPERTIES, WEATHER, AND HYDROLOGY MUST BE INVESTIGATED. 2. HYDROGEOLOGICAL INVESTIGATION MUST CLARIFY THE ORIGIN AND GEOLOGICAL AGE OF THE ROCK MASS, AND GEOLOGICAL EVENTS UP TO THE PRESENT. 3. GROUNDWATER INVESTIGATION REQUIRES CHEMICAL ANALYSES, WATER PRESSURE LOGGINGS AND TRACER TESTS.IN PARTICULAR, CHEMICAL ANALYSES HELP AS CERTAIN THE RECHARGE SOURCES AND MECHANISM, RESIDENCE TIME, AND MIXING OF DIFFERENT GROUNDWATERS. 4.INVESTIGATION OF WEATHER AND HYDROLOGY IS IMPORTANT TO ESTIMATE RECHARGE VOLUME AND BEHAVIOR.

報告書年度

1997

発行年月

1998/01

報告者

担当氏名所属

本島 勲

我孫子研究所地質部

キーワード

和文英文
揚水式発電所 PUMPED STORAGE POWER PLANT
地下水調査法 GROUNDWATER INVESTIGATION METHOD
岩盤地下水 ROCK MASS GROUNDWATER
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