電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)
報告書データベース 詳細情報
報告書番号
U97040
タイトル(和文)
仮想実験の現状-構造工学の視点から-
タイトル(英文)
CURRENT STATUS OF VIRTUAL SIMULATION -STRUCTURAL ENGINEERING PERSPECTIVE-
概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)
仮想実験は,ネットワークによる分散協調システムと,バーチャルリアリティ技術のヒューマンインターフェース支援下で行われる,コンピューターモデルに基づく模擬実験と定義され,既に医療・軍事・生物化学の分野で実用化されている手法である。構造工学分野でも設計合理化,危機管理,情報公開などの問題解決の手法として,適用の可能性があると考えられる。本報告書では,構造工学の視点から仮想実験を捉え,既往の仮想実験システム,仮想構造実験の実装に必要と思われる要素技術を,計算力学,人工知能技術,知識情報処理,ヒューマンインターフェース,協調分散システムの分野に注目し調査を行い,その現状を明らかにした。また最後に,調査結果を基に当所で将来開発が期待される仮想実験システムを提案した。
概要 (英文)
THIS REPORT SUMMARIZES THE CURRENT STATUS VIRTUAL SIMULATION (VS) TECHNOLOGY TO EXPLORE ITS POSSIBLE APPLICATION TOSTRUCTURAL ENGINEERING. VS IS DEFINED AS COMPUTATIONAL SIMULATION IMPLEMENTED IN A DISTRIBUTED COOPERATIVE ENVIRONMENT WITH ASSISTANCE OF AN ADVANCED HUMAN INTERFACE PROVIDED BY VIRTUAL REALITY. IN ADDITION TO THESE TWO ESSENTIAL FEATURES, VS SYSTEMS FOR STRUCTURAL ENGINEERING WILL BE COMPOSED OF VARIOUS MODULES BASED ON COMPUTATIONAL MECHANICS, DATA ACQUISITION, ARTIFICIAL INTELLIGENCE, KNOWLEDGE ENGINEERING, VISUALIZATION, ETC. THIS REPORT INTRODUCES 12 EXISTING EXAMPLES OF VS. THE FUNDAMENTAL VS TECHNOLOGIES ARE REVIEWED. VS SYSTEMS FOR ELECTRIC UTILITIES ARE PROPOSED FROM THE STRUCTURAL ENGINEERING VIEWPOINT. THESE SYSTEMS AREEXPECTED TO BE DEVELOPED BY CRIEPI IN THE NEAR FUTURE.
報告書年度
1997
発行年月
1997/10
報告者
担当 | 氏名 | 所属 |
---|---|---|
主 |
中島 正人 |
我孫子研究所構造部 |
共 |
萩原 豊 |
我孫子研究所構造部 |
共 |
山本 広祐 |
我孫子研究所構造部 |
共 |
豊田 幸宏 |
我孫子研究所構造部 |
共 |
酒井 理哉 |
我孫子研究所構造部 |
共 |
清水 幹夫 |
我孫子研究所構造部 |
共 |
松井 淳 |
我孫子研究所構造部 |
共 |
渡部 直人 |
我孫子研究所バックエンドプロジェクト輸送・貯蔵チーム |
共 |
伊藤 千浩 |
我孫子研究所バックエンドプロジェクト輸送・貯蔵チーム |
共 |
白井 孝治 |
我孫子研究所バックエンドプロジェクト輸送・貯蔵チーム |
キーワード
和文 | 英文 |
---|---|
仮想実験 | VIRTUAL SIMULATION |
計算力学 | COMPUTATIONAL MECHANICS |
人工知能技術 | ARTIFICIAL INTELLIGENCE |
知識情報処理 | KNOWLEDGE ENGINEERING |
バーチャルリアリティ | VIRTUAL REALITY |