電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

U97024

タイトル(和文)

使用済燃料貯蔵時の放射線エネルギー利用のフィージビリティ・スタディ

タイトル(英文)

FEASIBILITY STUDY ON UTILIZATION OF RADIATION FROM SPENT FUEL IN STORAGE FACILITY

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

使用済燃料は再処理されるまでの間,エネルギー資源としてこれを安全かつ合理的に管理・貯蔵することとなっている。今後長期的に使用済燃料の貯蔵量が増大すると予測されており,発電所内に加え,発電所外の施設における貯蔵についても検討が進められている。しかし,このような貯蔵施設は,雇用効果が小さいなど,立地面での問題も存在する。貯蔵中の使用済燃料からは,長期間,放射線が放出される。貯蔵施設では,放射線はできるだけ環境に出ないように管理をしてきた。放射線は管理を誤ると人体や環境に悪影響を及ぼすものであるが,安全に管理・運用すればいろいろな用途に利用が可能である。産業界においては様々な利用が進められており,エネルギーの有効利用および立地促進・地域振興の観点から,使用済燃料のエネルギーを活用できることが望ましい。本研究では,使用済燃料貯蔵時の放射線エネルギー利用に関するフィージビリティ・スタディを行った。

概要 (英文)

SPENT FUEL FROM NUCLEAR POWER PLANTS IS STORED UNTIL REPROCESSING BECAUSE IT IS RADIOACTIVE. THE AMOUNT OF THE SPENT FUEL IN STORAGE IS EXPECTED TO INCREASE IN THE LONG TERM. THEREFORE, THE GOVERNMENT IS DISCUSSING STORAGE AWAY FROM THE REACTOR AS WELL AS AT THE REACTOR. SPENT FUEL EMITS RADIOACTION AND IS SHIELDED SO AS NOT TO HARM HEALTH AND THE ENVIRONMENT. BUT IF RADIOACTIVITY IS PROPERLY HANDLED UNDER CAREFUL MANAGEMENT, IT CAN BE USEFUL IN INDUSTRY, ETC. THIS STUDY EVALUATED THE FEASIBILITY OF UTILIZING RADIATION FROM SPENT FUEL IN A STORAGE FACILITY.

報告書年度

1997

発行年月

1997/08

報告者

担当氏名所属

亘 真澄

我孫子研究所バックエンドプロジェクト輸送・貯蔵チーム

坂本 和昭

我孫子研究所バックエンドプロジェクト輸送・貯蔵チーム

三枝 利有

我孫子研究所バックエンドプロジェクト輸送・貯蔵チーム

酒谷 忠嗣

石川島播磨重工業(株)(IHI)

藤原 寛明

石川島播磨重工業(株)(IHI)

キーワード

和文英文
使用済燃料 SPENT FUEL
乾式貯蔵 DRY STORAGE
放射線利用 RADIATION PROCESSING
地域振興 REGIONAL DEVELOPMENT
ボールト貯蔵 VAULT STORAGE
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