電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

U96019

タイトル(和文)

津波発生における地震水面応答特性-基礎的実験と数値シミュレーション-

タイトル(英文)

NUMERICAL SIMULATION OF WATER SURFACE RESPONSE TO SEABED RISE AND FULL

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

海底地盤の隆起と沈降による水面応答特性を把握する実験を行うとともに強非線形ポテンシャルモデルに基づく境界要素法によって数値シミュレーションを実施した。まず,今回の実験及び計算結果では,地盤の変位速度が大きいほど水面変位が大きく,津波地震の明解な説明にはさらに検討をすすめる必要があることがわかった。又,地盤の変位量が小さく,地盤の変位速度が速く,水深の小さいほど,隆起域の海面応答率が高くなることが明らかになった。沈降域でもほぼ同じ特性であるが,地盤の変位速度が変化しても水面応答率は大きくならなかった。また,実験結果と計算結果の比較を行ったところ,押し波初動,引波初動とも第一波についてはよく一致した。

概要 (英文)

THE WATER SURFACE RESPONSE TO SEABAD RISE AND FALL WAS INVESTIGATED BY HYDRAULIC EXPERIMENTS AND A NUMERICAL MODEL BASED ON THE FULLY NONLINEAR BOUNDARY ELEMENT METHOD. IT WAS FOUND THATTHE INITIAL WATER SURFACE BEHAVIOR IS FAIRLY COINCIDENT BETWEEN THE EXPERIMENTAL AND NUMERICAL RESULTS UNDER THE INITIAL UP-SURGE AND DOWN-SURGE. EXPERIMENTAL AND NUMERICAL RESULTS CLARIFIED THAT A LARGER SEABED DEFORMATION SPEED,SMALLER SEABED DEFORMATION,AND SMALLER WATER DEPTH CAUSE A LARGER RESPONSE AT THE WATER SURFACE.

報告書年度

1996

発行年月

1996/12/01

報告者

担当氏名所属

松山 昌史

我孫子研究所水理部構造水理グループ

池野 正明

我孫子研究所水理部構造水理グループ

田中 寛好

我孫子研究所水理部構造水理グループ

キーワード

和文英文
津波初期水位 TNITIAL TSUNAMI
活断層 ACTIVE FAULT
海底地盤変動 SEABED DEFORMATION
水理実験 HYDRAULIC EXPERIMENT
数値シミュレーション WUMERICAL SIMULATION
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