電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

U96004

タイトル(和文)

軟岩地盤での圧縮空気貯槽建設コストの評価

タイトル(英文)

CONSTRUCTION COST OF COMPRESSED-AIR ENERGY-STORAGE TANK SOFT-ROCK

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

当所は,これまでの従来型CAESに比べて格段の高効率,高稼働率を狙った新しいACC-CAESシステムを提案している。両システムの大きな違いは発電部のみであり,圧縮空気貯槽部に関しては共通の建設技術である。そこで本報告では,コスト評価の対象を貯槽部に限定し,従来型およびACC-CAESシステムによる貯槽建設コストを算出する目的で,ガスタービンの発電出力の規模に応じて運転時間,貯蔵方式,貯蔵圧力および貯槽埋設深度をパラメトリックに変えた経済性について検討した。その結果,従来から検討対象としてきた貯槽埋設深度400m~800mの水置換方式が,建設コストから見て最も有利であることが確認された。

概要 (英文)

CRIEPI IS PROPOSING A NEW ENERGY STRAGE SYSTEM CALLED ACC-CAES WITH A THERMAL EFFICIENCY AND AVAILABILITY FACTOR THAN WITH A HIGHER CONVENTIONAL CAES SYSTEMS.THE MAIN DIFFERENCE BETWEEN THE TWO SYSTEMS IS THE,GENERATION PLANT; BOTH SYSTEMS HAVE THE SAME CONSTRUCTION TECHNOLOGY FOR THE COMPRESSED-AIR STORAGE TANK.TO ESTIMATE ONLY THE STORAGE TANK CONSTRUCTION COST,WE STUDIED THE PLANT OUTPUT,OPERATING TIME,STORAGE METHOD,STORAGE PRESSURE AND STORAGE TANK INSTALLATIONDEPTH AGAINST ECONOMIC EFFICIENCY. A DEPTH BETWEEN 400 AND 800M USING THE WATER REPLACEMENT TYPE TANK IS THE MOST REASONABLE FROM THE VIEWPOINT OF CONSTRUCTION COST.

報告書年度

1996

発行年月

1996/07/01

報告者

担当氏名所属

川崎 了

我孫子研究所耐震部土質グループ

岡本 敏郎

企画部

田中 幸久

我孫子研究所耐震部土質グループ

キーワード

和文英文
圧縮空気貯蔵 CAES
軟岩 SOFT ROCK
建設コスト CONSTRUCTION COST
貯槽 STORAGE TANK
埋設深度 INSTALLATION DEPTH
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