電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

U92034

タイトル(和文)

使用済燃料キャスク貯蔵技術の確立-キャスクの長期密封性能評価-

タイトル(英文)

ESTABLISHMENT OF CASK STORAGE METHOD FOR SPENT FUEL -EVALUATION ON LONG-TERM CASKSEALABILITY-

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

貯蔵キャスクへの適用が考えられる金属ガスケットの長期密封性能試験,1/5縮尺モデルキャスクおよび実寸モデルキャスクの長期密封性能試験を実施し,キャスクの長期密封性能を明らかにするとともに,その健全性を評価した。主な成果は以下の通りである。(1)貯蔵開始時に推定されるガスケット温度150℃では,金属ガスケットは,1万時間以上,密封性能を保持することが明らかとなった。(2)150℃の温度条件下では,内圧が7気圧の場合,1気圧の場合に比較して漏洩率がやや大きくなるが,1万時間以上にわたり良好な密封性能を保持することが明らかとなった。(3)実寸モデルキャスクは,試験開始から1年半経過後も漏洩率の変化がなく,長期間にわたって良好な密封性能を保持することが確認できた。

概要 (英文)

THE LONG-TERM SEALABILITY OF REPRESENTATIVE MATAL GASKETS TO BE USED FOR CASK STORAGE WAS TESTED,AND LONG-TERM SEALABILITY TESTS OF ONE-FIFTH SCALE MODELS AND FULL-SCALE MODELS OF CASKS WERE CONDUCTED. THE LONG-TERM SEALABILITY SOUNDNESS OF CASKS WAS ALSO EXAMINED. THE RESULTS ARE AS FOLLOWS: (1)THE LONG-TERM SEALABILITY SOUNDNESS OF METAL GASKETS WITH ESTIMATED STORAGE START TEMPERATURES OF 150WAS GUARANTEED. (2)THE LEAKAGE RATE AT AN INTERNAL PRESSURE OF 7 ATM INCREASED COMPARED TO THAT AT 1 ATM. HOWEVER,THE SEALABILITY SOUNDNESS OF THE MODEL CASKS WAS QUARANTEED. (3)ALTHOUGH 1 YEAR HAS PASSED SINCE THE START OF THE TESTS,THE LEAKAGE RATES HAVE NOT INCREASED AND THE SEALABILITY SOUNDNESS OF THE FULL-SCALE CASK MODELS HAS BEEN CONFIRMED.

報告書年度

1992

発行年月

1992/12/01

報告者

担当氏名所属

加藤 治

我孫子研究所原燃サイクル部輸送・貯蔵研究室

伊藤 千浩

我孫子研究所原燃サイクル部輸送・貯蔵研究室

小崎 明郎

我孫子研究所原燃サイクル部輸送・貯蔵研究室

キーワード

和文英文
キャスク CASK
使用済燃料 SPENT FUEL
乾式貯蔵 DRY STORAGE
長期密封性能 LONG-TERM SEALABILITY
性能評価 EVALUATION
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