電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

U90008

タイトル(和文)

FBR免震構造物を対象としたねじれ振動の信頼性評価に関する基礎的研究(その2)最大ねじれ角簡易推定法の検討およびねじれ応答レベルの評価

タイトル(英文)

FUNDOMENTAL STUDY ON PROBABILISTIC ASSESSMENT OF TORSIONAL VIBRATION OF BASE-ISOLATED FBR STRUCTURE(PART 2)ON SIMPLIFIED METHOD OF ESTIMATING MAXIMUM TORSIONAL ANGLE AND EVALUATING TORSIONAL RESPONSE

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

(その1)に引続き地震時におけるバイリニア型の免震要素特性のばらつきにより生じる上部構造物のねじれ振動をモンテカルロシミュレーションを用いて確率論的に評価するとともに,計算量を大幅に軽減できる最大ねじれ角の簡易推定法を提案している。主な成果は,以下の通りである。1)最大ねじれ角の簡易推定法を提案し,その妥当性および適用性を明らかにした。2)FBR実証炉建屋と同規模のモデルを用いてねじれ応答レベルを評価し,免震要素特性のばらつきによるねじれ応答が機器・配管系に与える影響は小さいことを明らかにした。

概要 (英文)

THE TORSIONAL RESPONSE OF FBR STRUCTURE WAS EVALUATED BY THE RANDOMNESS OF THE ISOLATION PAD CHARACTERISTICS USING THE MONTE CARLO SIMULATION. A SIMPLIFIED METHOD FOR ESTIMATING THE MAXIMUM TORSIONAL ANGLE WAS VALIDATED USING A NUMERIC MODEL. USING THE SIMPLIFIED METHOD REDUCES THE AMOUNT OF CALCULATION. IN SPITE OF THE LARGE RANDOMNESS,WHICH IS CONSIDERED CRITICAL,THE TORSIONAL RESPONSE IS SMALLSO EQUIPMENT IN BUILDINGS AND PIPING BETWEEN AN ISOLATED BUILDING AND NON-ISOLATED BUILDING WILL NOT SUFFER DAMAGE.

報告書年度

1990

発行年月

1990/06/01

報告者

担当氏名所属

矢花 修一

我孫子研究所FBR部免震研究室

キーワード

和文英文
FBR FBR
免震要素特性 PAD CHARACTERISTICS
ねじれ振動 TORSIONAL VIBRATION
モンテカルロシミュレーション MONTE CARLO SIMULATION
簡易推定法 SIMPLIFIED ESTIMATION METHOD
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