報告書番号

U86047

タイトル（和文）

岩盤地下水の水質・同位体調査－地下水の年代に関する検討（３）－

タイトル（英文）

INVESTIGATION ON WATER QUALITY AND ISOTOPIC COMPOSITION OF GROUND WATER IN BEDROCK-STUDY OF GROUND WATER DATING(3)-

概要 （図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております）

関東地方北部に位置する地下発電所周辺作業坑などに湧出している地下水を対象に水質および同位体組成の調査を実施し，地下水の涵養年などについて検討した。主な結果は以下のとおりである。１．水質および同位体調査の結果は，地下水には比較的短時間で浸透した多量の新しい地下水が混入していることを示している。２．調査時期（１９８４．１２）の地下水は１９６７年の降水を起原として，その割合は１０～２０％と推定される。以上の結果，地下水流調査への水質および同位体の利用は地下水の年代およびその涵養などについて定量的な推定に有効であることが確認された。本研究は大規模な地下構造物の建設およびそれに伴う地下水環境保全の評価のための岩盤地下水の調査法

概要 （英文）

THE WATER QUALITY AND ISOTOPIC COMPOSITION ON 3H,222RN,SD,S18D OF GROUND WATER DISCHARGE IN THE ACCESS TUNNEL FOR UNDERGROUND POWER STATION LOCATED NORTH KANTO AREA WERE INVESTIGATED. MAIN OBTAIND RESULTS ARE SUMMARIZED AS FOLLOWS. 1)INVESTIGATION ON THE WATER QUALITY AND ISOTOPIC COMPOSITION OF GROUND WATER SHOWS THAT THE GROUND WATER IS INTERMIXED BY COMPARABLE OMOUNT OF SARFACE WATER. 2)WE CONCLUDED THAT THE GROUND WATER ORIGIN IN THE INVESTIGATIVE TIME (1984.12)IS THE RAINFALL IN 1967 AND THIS AMOUNT IS 10 20% IN GROUND WATER DISCHARGE.

報告者

キーワード