電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

U32

タイトル(和文)

深部地質・地下水環境の特性評価 --結晶質岩を対象とした調査評価法の体系化--

タイトル(英文)

Characterization of geological and hydrological conditions in deep underground-Systematization of surveying and evaluation methods for crystalline rock-

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

地層処分における天然バリアの地下深部の地質・地下水特性評価を目的として、手法の開発と体系化を行うとともに、3ヶ所において適用性の検討を行った。開発・高度化した手法の内、透水性評価においては多孔式透水試験が、地下水流動評価においては間隙水圧測定、ラドン検層が特に有効であった。また核種移行評価においては新たに実岩盤を模擬した試験装置を開発し核種移行パラメータを取得した。それぞれの評価にあたっては、器としての地質・地質構造に関する検討を行い、特に割れ目の調査・評価手法を割れ目の規模に併せて開発した。

概要 (英文)

We characterized the geological and hydrological condition in deep underground by means of surveying system that have been developed in this study to evaluate the natural barrier around the disposal facilities for high level radioactive waste. It was verified that cross-hole permeabilty test, hydraulic potential measurement, radon logging and flow meter logging are applicable to establish the hydrogeological model. We developed the instrument for measuring parameters of tracer migration that can be measured under the conditions similar to the deep underground conditions. Also, we developed the surveying system to characterize the fractures that affect the groundwater flow as a flow path where groundwater flows and radioactive nuclides migrate.

報告書年度

1997

発行年月

1998/01

報告者

担当氏名所属

田中 和広

我孫子研究所地質部

宮川 公雄

我孫子研究所地質部

鈴木 浩一

我孫子研究所地質部

駒田 広也

我孫子研究所バックエンドプロジェクト

河西 基

我孫子研究所バックエンドプロジェクト天然バリアチーム

馬原 保典

我孫子研究所バックエンドプロジェクト天然バリアチーム

五十嵐 敏文

我孫子研究所バックエンドプロジェクト天然バリアチーム

田中 靖治

我孫子研究所バックエンドプロジェクト天然バリアチーム

安池 慎治

我孫子研究所環境科学部

千木良 雅弘

京都大学防災研究所 教授

キーワード

和文英文
高レベル放射性廃棄物 high level radioactive waste
深部地質環境 geological condition
地下水 ground water
調査技術 surveying system
結晶質岩 crystalline rock
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