電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

U21

タイトル(和文)

原子力発電所の風化軟質岩盤立地に関する耐震安定性評価

タイトル(英文)

EVALUATION OF SEISMIC STABILITY OF NUCLEAR POWER PLANTS ON WEATHERED SOFT ROCK

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

我国には,風化岩,低固結堆積性軟岩などの軟質岩盤が広く分布している。このような軟質岩盤への原子力発電所の立地が可能になれば,将来のサイト選定の幅を拡げることが可能となる。本報告は,風化軟質岩盤上の原子力発電所の安定性を以下の項目について検討したものである。(1)地質調査法とその適用(2)地盤調査・試験法とその適用(3)原子炉建屋と地盤の地震応答特性(4)地盤安定性の検討これらの検討結果により,風化軟質岩盤上の原子力発電所の耐震安定性が十分確保されることが明らかとなった。

概要 (英文)

SOFT ROCKS,SUCH AS WEATHERED ROCK OR LOW-CEMENT SEDIMENTARY ROCK ARE WIDE SPREAD IN JAPAN. IF NUCLEAR POWER PLANTS COULD BE CONSTRUCTED ON SUCH SOFT ROCKS,THERE WOULD BE MORE SITES AVAILABLE FOR NUCLEAR POWER PLANTS. THE FOLLOWING RESEACH ITEMS WERE INVESTIGATED. (1)GEOLOGICAL SURVEY AND APPLICATION OF TEST METHODS TO SOFT ROCKS (2)APPLICATION OF LABORATORY AND IN SITU TESTS TO SOFT ROCKS (3)RESONSE ANALYSIS OF REACTOR BUILDING AND FOUNDATION GROUND DURING EARTHRUAKE (4)STABILITY ANALYSIS OF SOFT ROCK GROUND AS FOUNDATION FOR NUCLEAR POWER PLANTS FOR BOTH EARTHQUAKE AND LONG-TERM SETTLEMENT THE INVESTIGATION SHOWED THAT THE SEIMIC STABILITY OF NUCLEAR POWER PLANTS ON WEATHERED SOFT ROCK IS SUFFICIENTLY SAFE.

報告書年度

1990

発行年月

1991/02/01

報告者

担当氏名所属

緒方 信英

我孫子研究所立地部土質研究室

西 好一

我孫子研究所立地部土質研究室

本荘 静光

我孫子研究所立地部地質研究室

志田原 巧

我孫子研究所立地部地質研究室

千木良 雅弘

我孫子研究所原燃サイクル部処分研究室

楠 建一郎

我孫子研究所立地部地盤研究室

工藤 康二

我孫子研究所立地部土質研究室

野崎 隆司

我孫子研究所立地部地盤研究室

平田 和太

我孫子研究所FBR部免震研究室

キーワード

和文英文
風化軟質岩盤 WEATHERED SOFT ROCK
原子力発電所 NUCLEAR POWER PLANTS
立地技術 CONSTRUCTION TECHNOLGY
地質・地盤調査 SITE INVESTIGATION
耐震設計 SEISMIC DESINGN
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