電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)
報告書データベース 詳細情報
報告書番号
U06
タイトル(和文)
配電地中化における土木建設合理化技術の開発
タイトル(英文)
TECHNICAL DEVELOPMENT OF COST-EFFICIENT INSTALLANTION OF POWER DISTRIBUTION CABLES UNDER PAVEMENT
概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)
最近,配電線の地中化が関係省庁や電力会社によって計画され,各所で急速に工事が進められている。架空配電線を地中埋設することによる都市防災や都市美観の上からのメリットは大きいが,一方,現状技術で配電地中化を進める場合,架空配電に比べて建設コストが10倍以上にもなってしまうため,新しい技術によって,より合理的な建設工法を確立し,効率的に工事を進めることが重要となる。配電地中化工事の土木建設コストのうち,コスト低減効果が大きいと予想される技術開発項目としては,■埋設深さの浅層化技術,■掘削発生土の再利用技術,■既設埋設物の探査技術や簡易土質調査技術,■合理的な地下孔建設技術などがあげられる。本研究ではこれらの項目について調査・試験によって合理化技術の確立を図ると共にそれらの技術を実用化した場合のコスト低減効果の概略評価を行ったものである。
概要 (英文)
IN JAPAN,POWER DISTRIBUTION CABLES IN URBAN AREAS ARE INCREASINGLY INSTALLED UNDER SIDEWALK PAVEMENTS RECENTLY FOR THE PURPOSE OF UPGRADING URBAN ENVIRONMENTS AND CRISIS CONTROL. THE PROBLEM IS THE COST OF THE UNDERGROUND INSTALLATIONS WHITH ARE LIKELY TO BE MORE THAN TEN TIMES HIGHER THAN CONVENTIONAL POWER DISTRIBUTIONS BY POLES. THE GOAL OF THIS RESEARCH IS TO INTRODUCE VARIOUS METHODS FOR THECOST-EFFICIENT INSTALLATION OF UNDERGROUND POWER DISTRIBUTION CABLES AND DEMONSTRATE THEIR APPLICABILITY FROM TECHNICAL POINT OF VIEW AND FURTHER TO ESTIMATE THE COST-REDUCTION EFFECT BY INTRODUCING THESE NEW METHODS. SEVERAL MAJOR ITEMS FOR THE NEW METHODS HAVE BEEN STUDIED.
報告書年度
1987
発行年月
1987/12/01
報告者
担当 | 氏名 | 所属 |
---|---|---|
主 |
国生 剛治 |
我孫子研究所立地部土質研究室 |
共 |
片岡 哲之 |
我孫子研究所立地部土質研究室 |
共 |
田中 幸久 |
我孫子研究所立地部土質研究室 |
共 |
吉田 保夫 |
我孫子研究所立地部土質研究室 |
共 |
金津 努 |
我孫子研究所耐震構造部材料研究室 |
共 |
駒田 広也 |
我孫子研究所水理部地下水理研究室 |
共 |
江刺 靖行 |
我孫子研究所耐震構造部 |
共 |
池見 元宣 |
我孫子研究所立地部土質研究室 |
共 |
鈴木 浩一 |
我孫子研究所立地部地盤研究室 |
キーワード
和文 | 英文 |
---|---|
浅層埋設技術 | UNDERGROUND DISTRIBUTION |
埋設物探査 | COST-EFFICIENT INSTALLATION |
自動車荷重 | SHALOW INSTALLATION |
直埋ケーブル | CABLE |
発生土再利用 |