電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

U03046

タイトル(和文)

個別要素法によるアスファルト表面遮水式ロックフィルダムの地震時変形予測手法の開発

タイトル(英文)

Development of Deformation Prediction Method of Asphalt Facing Rock-fill dam during Earthquake by Distinct Element Method

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

アスファルト表面遮水式ロックフィルダムの耐震性の高度化を図るためには、地震時における変状を考慮した検討が要求される。本研究では、ロックフィルダムの地震時変状を考慮した耐震性評価を行うことを目的として、個別要素法(DEM)を用いた粒状体モデルによる遠心載荷模型振動実験の数値シミュレーションを実施した。DEMによる粒状体モデルにおいて、数個の円を剛結させた要素を用いロック材粒子の寸法比を考慮したモデル化を行った。その結果、堤体表層での滑落による変位など、遠心載荷模型振動実験で示されたロックフィルダムの変形挙動が再現され、地震時変状予測手法としての有効性が示された。

概要 (英文)

On the seismic stability of asphalt facing rock fill dam, ultimate behavior such as damaged process during earthquake is one of the remained assignments. In this study, numerical simulation of centrifuge model tests for rock fill dam is conducted by distinct element granular model. Several circular shaped elements are connected rigidly to fit proportion ratio of rock particles in the modeling of rock material by distinct element method. By this granular model, deformation characteristics of rock fill dam varying with acceleration and density shown in centrifuge model tests are reproduced with good accuracy.

報告書年度

2003

発行年月

2004/03

報告者

担当氏名所属

栃木 均

我孫子研究所地盤耐震部

岡本 敏郎

我孫子研究所地盤耐震部

キーワード

和文英文
ロックフィルダム rock-fill dam
遮水壁 diaphragm
粒状体 granular materials
個別要素法 distinct element method
変形予測 deformation prediction
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