電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)
報告書データベース 詳細情報
報告書番号
U02016
タイトル(和文)
解体コンクリートの合理的な処分・再利用方策確立のための「リサイクルシミュレータ」の開発
タイトル(英文)
Development of Decommissioning Recycle Simulator for the Rational Reuse of Dismantled Wastes
概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)
本研究においては、各種事業施設の廃止措置に伴い発生する解体コンクリートを対象として「廃止措置・リサイクルシミュレータ」を開発した。以下に、その特徴を示す。①ユーザーが事業の目的に沿って再利用方針(シナリオ)を具現化していく上で、適宜、必要な判断材料を提供することが可能な基本構成となっている。②「各サイトに共通/固有の制約条件」に従い、「再利用用途に応じた適切な解体工法と処理方法の選択」を検討するために必要なデータベース群が構築され、格納データ間には相互に適切な関連性が定義されている。③現状の関連法令の枠内で、「解体工事費」および「発生解体物の処理費」が、輸送コストも含め汎用的な算定式を用いて適切に評価される。④システムインターフェースは、簡易でビジュアルな操作環境と、各種評価内容を必要な作業段階で参照する機能を有する。
概要 (英文)
An expert system having a faculty of furnishing motivations for decommissioning planners to establish a rational recycle scenario has been developed and named "recycle simulator". This paper presents both a summarized configuration and an algorithm of the proposed system and indicates content of required data-bases and their mutual relations. Finally an instance applying the "recycle simulator" pointed out some important factors in the reuse of demolished concrete.
報告書年度
2002
発行年月
2002/12
報告者
担当 | 氏名 | 所属 |
---|---|---|
主 |
坂田 英一 |
我孫子研究所材料構造部 |
共 |
尾崎 幸男 |
我孫子研究所材料構造部 |
共 |
廣永 道彦 |
我孫子研究所高レベル廃棄物処分研究プロジェクト |
共 |
西内 達雄 |
我孫子研究所材料構造部 |
キーワード
和文 | 英文 |
---|---|
解体撤去 | Demolition and Dismantled |
解体廃棄物 | Dismantled Wastes |
再利用・再使用 | Recycle and Reuse |
シミュレータ | Simulator |
コンクリート | Concrete |