電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

T97047

タイトル(和文)

バイフェーシャル太陽電池を適用した反射光利用形太陽光発電の基本設計(その2)プリズム連結形集光装置の設計とモジュールへの適用評価

タイトル(英文)

BASIC DESIGNING ON CONCENTRATION DEVICE USING PRISMS CONNECTION IN THE PV MODULE WITH BIFACIAL SOLAR CELLS

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

バイフェーシャル太陽電池を適用した反射光利用形太陽光発電において,太陽電池間のスペースに入射した光を効率よく発電に寄与させるための光閉じ込めによる集光方式について検討し,次の結果を得た。(1)太陽電池間のスペースに入射した光を効率よく太陽電池に導く,プリズム連結形集光装置を考案した。(2)考案した集光装置を組み込んだモジュールモデルにより,太陽電池へ達する日射エネルギーをシミュレーションし,集光効率が最大となる集光装置の適切な設計条件を明らかにした。この条件を適用すると,太陽電池間スペースの入射エネルギーの8割が太陽電池へ到達し,本方式の有効性を明らかにした。(3)材料費,および期待される発電電力量より評価すると,本考案方式でモジュールを構成すると発電コストを従来モジュールより約20%低減できる見通しを得た。

概要 (英文)

CONCENTRATION DEVICES USING A LIGHT CAPTURE TECHNIQUE FOR A PV MODULE WITH BIFACIAL SOALR CELLS ARE INVESTIGATED. THE RESULTS ARE AS FOLLOWS. - A NEW PRISM-CONNECTION CONCENTRATION DEVICE FOR CONCENTRATING SOLAR LIGHT IN BIFACIAL SOLAR CELLS IS DESIGNED. - OPTIMUM DESIGN PARAMETERS OF THE NEW CONCENTRATION DEVICE ARE CLARIFIEDBY MEANS OF A SIMULATION THAT DETERMINES THE LIGHT ENERGY REACHING THESOLAR CELLS IN A PV MODULE MODEL. THE CONCENTRATION DEVICE ENABLES 80%OF THE SOLAR LIGHT ENERGY IN THE SPACE BETWEEN THE SOLAR CELLS TO REACH THE CELLS. THEREFORE THE PROPOSED CONCENTRATION TECHNIQUE IS USEFUL FOR A PV MODULE THAT UTILIZES REFLECTIVE LIGHT WITH BIFACIAL SOLAR CELLS. - IT IS CLEAR THAT THE GENERATION COST OF A PV MODULE CAN BE REDUCED TO 80% OF THAT OF A CONVENTIONAL MODULE BY UTILIZING THE NEW CONCENTRATION TECHNIQUE.

報告書年度

1997

発行年月

1998/07

報告者

担当氏名所属

小林 広武

狛江研究所需要家システム部

溝呂木 淳

狛江研究所需要家システム部

キーワード

和文英文
バイフェーシャル太陽電池 BIFACIAL SOLAR CELL
太陽光発電システム PHOTOVOLTAIC POWER GENERATION SYSTEM
日射強度 SOLAR IRRADIANCE
集光装置 CONCENTRATING DEVICE
反射装置 REFLECTOR
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