電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

T96022

タイトル(和文)

電力系統安定化のための適応型PSS方式の開発(その2)-大幅な系統構成変化に対する適応性能の検証-

タイトル(英文)

DEVELOPMENT OF ADAPTIVE PSS FOR POWER SYSTEMSTABILITY(PART2)-VERIFICATION OF PROPOSED CONTROL SCHEME UNDER LARGE CHANGE IN SYSTEM CONFIGURATION-

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

提案の適応型PSS方式の,大幅な系統変化に対する適応性能をモデル系統で検証した。送電線のルート■断により系統構成がループ状から串型状に変化するモデル系統においてY法シミュレーションを実施した。その結果,ルート■断となる送電線の事前潮流が大きいほど,現用PSSでは動揺抑制性能が低下するが,適応型PSS方式ではその性能を良好に維持できることを明らかとした。一方,パラメータ修正の主に安定性と即応性に関するいくつかの課題を明かとした。

概要 (英文)

THE CONTROL PERFORMANCE OF THE PROPOSED ADAPTIVE PSS SCHEME WAS VERIFIED IN A MODEL POWER SYSTEM UNDER LARGE CHANGES IN SYSTEM CONFIGURATION DUE TO A TRANSMISSION LINE ROUTE-AUT. RESULTSOF NUMERICAL SIMULATIONS USING Y-HO PROGRAM SHOW THAT WHEN PREFAULT POWER FLOW IN A TRANSMISSION LINE SUBJECT TO ROUTE-AUT IS LARGE,THE PERFORMANCE OF A CONVENTIONAL PSS FALLS,WHILE THE PROPOSED ADAPTIVE PSS MAINTAINS PERFORMANCE. ON THE OTHER HAND,SOME PROBLEMS CONCERNING STABILITYAND CONFORMITY OF PARAMETER ESTIMATION AWAIT SOLUTIONS.

報告書年度

1996

発行年月

1997/05/01

報告者

担当氏名所属

井上 俊雄

狛江研究所電力システム部

谷口 治人

狛江研究所電力システム部

キーワード

和文英文
電力系統 POWER SYSTEM
過渡安定度 TRANSIENT STABILITY
PSS PSS
適応制御 ADAPTIVE CONTROL
シミュレーション SIMULATION
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