電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

※ PDFのファイルサイズが大きい場合には、ダウンロードに時間がかかる場合がございます。 ダウンロードは1回のクリックで開始しますので、ダウンロードが完了するまで、複数回のクリックはなさらないようご注意願います。

電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

T96011

タイトル(和文)

磁界発生装置設計手法の提案と漏洩磁界低減型高磁界発生装置の開発

タイトル(英文)

ADVANCED DESIGN METHOD AND DEVELOPMENT OF MAGNETIC FIELD GENERATOR WITH LOW-STRAY AND HIGH INTENSITY MAGNETIC FIELD

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

低周波磁界影響に関する研究において,高磁界発生装置開発のために,装置設計に関する種々の検討を行った。主たる成果は,以下の通り。1.コイル辺長を基準としたコイル設計パラメータの規格化と相似則の適用により,磁界発生装置の設計手法を体系化した。また,等価磁気モーメントを用いた漏洩磁界計算法の提案と電源容量設計の高精度化により,コイル設計の高度化を図った。2.漏洩磁界を大幅に低減させる同心型補償コイル方式を用いた磁界発生装置の設計・製作を行い,本装置の特性評価を行った。50Hzにおいて最大10mTの水平・垂直磁界を発生可能なこと,および対象実験空間での漏洩磁界の上昇が所定の値(0.01ミューT)以下であることなど,要求仕様を満たしていることを確認した。

概要 (英文)

IN A STUDY OF ELF MAGNETIC-FIELD EFFECTS, SEVERAL INVESTIGATIONS WERE MADE INTO DEVELOPMENT OF A HIGH-INTENSITY MAGNETIC FIELD GENERATOR. THE RESULTS ARE SHOWN BELOW. 1. SYSTEMATIZATION OF DESIGN METHODS WAS ACHIEVED BY NORMALIZATION OF DESIGN PARAMETERS USING COIL DIMENSION,AND BY APPLICATION OF SIMILARITY. ADVANCED COIL-DESIGN METHODS WERE DEVELOPED BY STRAY-FIELD CALCULATION USING EQUIVALENT MAGNETIC DIPOLE MOMENT. 2. A MAGNETIC FIELD GENERATOR WAS DESIGNED AND FABRICATED USING AXIAL COMPENSATION COILS. EVERY REQUIRED SPECIFICATION(10 MT AT 50 HZ,UNIFORMITY,STRAY-FIELD LEVEL,ETC.) WAS SATISFIED.

報告書年度

1996

発行年月

1996/12/01

報告者

担当氏名所属

山崎 健一

狛江研究所電気物理部電磁界グループ

藤波 秀雄

狛江研究所電気物理部電磁界グループ

西村 泉

我孫子研究所生物部陸生生物グループ

重光 司

我孫子研究所生物部陸生生物グループ

根岸 正

我孫子研究所生物部陸生生物グループ

笹野 隆生

我孫子研究所

キーワード

和文英文
低周波磁界 ELF MAGNETIC FIELD
磁界発生装置 MAGNETIC FIELD GENERATOR
磁気モーメント MAGNETIC DIPOLE MOMENT
漏洩磁界 STRAY FIELD
補償コイル COMPENSATION COIL
Copyright (C) Central Research Institute of Electric Power Industry