電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

T94065

タイトル(和文)

ハイブリッドガス絶縁送電線路の基本検討(その2)-電流容量計算手法と評価結果-

タイトル(英文)

GAS-INSULATED TRANSMISSION LINE(H-GIL)(PART-2)-CALCULATION AND ESTIMATION OF CURRENT CAPACITY-

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

本論文は高気圧ガス絶縁とポリエチレン絶縁を併用したハイブリッドガス絶縁送電線路(H-GIL)の電流容量を評価する手法を検討し,この手法を用いて各種条件での電流容量を評価した結果を報告するものである。主要な結果を以下にまとめる。(1)H-GILの電流容量を評価する手法を確率した。(2)H-GILの寸法,導体許容温度,ガス圧力などの各種パラメータが電流容量に及ぼす影響を評価した。(3)現行のガス絶縁送電線路やCVケーブルと比較して,シース径あたりの電力輸送密度はほぼ同等の性能が期待できることを明らかにし,H-GILは信頼性の高い長距離輸送電線路として実用の可能性があることを示した。

概要 (英文)

THIS PAPER DESCRIBES A METHOD FOR CALCULATING THE CURRENT CAPACITY OF A HYBRID GAS-INSULATED TRANSMISSION LINE(H-GIL),WHICH HAS A COMPOSITE INSULATION SYSTEM FEATURING COMPRESSED SF6 GASAND CROSS-LINKED POLYETHYLENE.THE PRINCIPAL RESULTS ARE SUMMARIZED AS FOLLOWS: (1)THE CURRENT CAPACITY OF H-GIL WAS CALCULATED. (2)THE EFFECTOF VARIOUS PARAMETERS,INCLUDING DIMENSION,ALLOWABLE CONDUCTOR TEMPERATURE AND GAS PRESSURE,ON THE CURRENT CAPACITY OF H-GIL WAS ESTIMATED. (3)THE TRANSMISSION CAPACITY DIVIDED BY SHEATH DIAMETER OF H-GIL CAULD BEAPPLIED TO LONG-DISTANCE AND LARGE-CAPACITY TRANSMISSION LINES.

報告書年度

1994

発行年月

1995/05/01

報告者

担当氏名所属

八島 政史

狛江研究所電気物理部電磁界グループ

宅間 董

狛江研究所

河本 正

狛江研究所電気物理部電磁界グループ

岡本 達希

横須賀研究所電力部絶縁材料グループ

キーワード

和文英文
ガス絶縁 GAS-INSULATION
個体絶縁 SOLID-INSULATION
電力ケーブル POWER CABLE
CVケーブル XLPE CABLE
送電線路 POWER TRANSMISSION LINE
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