電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

T94053

タイトル(和文)

選択放射材料による放射冷却効果-計算と実験の比較による検証と大気状態の影響-

タイトル(英文)

RADIATIVE COOLING EFFECT BY SPECTRALLY -SELECTIVE SURFACES-VERIFICATION OF SIMULATION AND EFFECT OF ATMOSPHERIC CONDITIONS-

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

ヒートアイランド現象を低減する方策の一つとして,熱を宇宙に直接排出する放射冷却現象を利用することが考えられている。本報告では,この放射冷却効果を予測する手法を開発した。この手法では,種々のガスやエアロゾルが分布している大気および熱を放出する放射面の分光特性が考慮されており,放射冷却能を正確に計算できる。数種の放射面を用いた夜間の放射冷却実験結果とその予測結果はよく一致し,本手法の妥当性が検証できた。

概要 (英文)

TO RADIATE HEAT EFFICIENTLY INTO SPACE USINGRADIATIVE COOLING,WE HAVE DEVELOPED A METHOD FOR PREDICTING THE RADIATIVE COOLING EFFECT QUANTITATIVELY. THIS METHOD TAKES INTO ACCOUNT THE SPECTRAL PROPERTIES OF THE RADIATING SURFACE AND ATMOSPHERIC RADIATION,TO ESTIMAT THE RADIATIVE COOLING POWER UNDER DIFFERENT ATMOSPHERIC CONDITIONS. THE CALCULATION RESULTS AGREE WELL WITH THE EXPERIMENTAL RESULTS.

報告書年度

1994

発行年月

1995/05/01

報告者

担当氏名所属

大沼 敏治

狛江研究所電気物理部レーザー・光グループ

宮永 俊之

狛江研究所電気物理部レーザー・光グループ

キーワード

和文英文
ヒートアイランド HEAT ISLAND
放射冷却 RADIATIVE COOLING
選択放射材料 SPECTRALLY-SELECTIVE SURFACE
大気放射 ATMOSPHERIC PADIATION
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