電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

T93067

タイトル(和文)

軽水炉機器の健全性モニタリングのための非接触型非破壊検査法の調査-機器材料健全性の診断のためのサーモグラフィー-

タイトル(英文)

SURVEY ON NON-CONTACT NDI USING THERMOGRAPHYFOR MONITORING INTEGRITY OF LWR COMPONENTS

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

軽水炉の主要な機器の使用環境を概観し,その機器に対して行われている供用中検査の現状を調べた。さらに,非接触によって検査する方法を調べ,その中で非接触非破壊検査として最も有望と認められたサーモグラフィに利便性があると分かり,原子炉機器にその手法を適用することを想定してサーモグラフィの利用の現状を調査した。主な結果は次の通りである。(1)非接触で非破壊検査が可能なものの中で,位置の同定性からサーモグラフィが最も有力と認められた。(2)材料中の欠陥に対して,このサーモグラフィの欠陥検出性能は現在多様されているUTと同程度以上であることが分かった。(3)プラントへの適用は化学反応炉などの温度管理に使用している事例が認められたが,ISIまではされていない。(4)電装品への本法の適用は多くの事例があり,このためのデータ評価のための基準化が進んでいる。(5)建築物モルタル剥離の検査への適用も

概要 (英文)

NON-CONTACT NDI FOR LWR ISI WAS SURVEYED. THE MAIN RESULTS ARE AS FOLLOWS: (1)THERMOGRAPHY USING THE INFRARED SPECTRUM IS BEST FOR NDI. (2)THE DETECTABILITY OF THERMOGRAPHY IS AS HIGH ASTHAT OF UT. (3)USE IN PETROLEUM PLANTS WAS SUCCESSFUL WHEN USED AS TEMPERATURE MAGANERS FOR CHEMICAL REACTORS. (4)BASIC DATA IS REQUIRED TO DEVELOP CODES AND/OR GUIDES FOR THERMOGRAPHY WHICH CAN ENHANCE APPLICATIONS TO PLANT ISI.

報告書年度

1993

発行年月

1994/05/01

報告者

担当氏名所属

今枝 敬昌

狛江研究所金属材料部材料力学グループ

キーワード

和文英文
非接触 NON-CONTACT
非破壊検査 NDI
サーモグラフィ THERMOGRAPHY
軽水炉機器 LWR COMPONENTS
診断 MONITORING
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