電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)
報告書データベース 詳細情報
報告書番号
T93057
タイトル(和文)
原燃サイクルにおけるマテリアルバランス評価モデルの開発と評価例
タイトル(英文)
DEVELOPMENT AND PRELIMINARY ANALYSES OF MATERIAL BALANCE EVALUATION MODEL IN NUCLEAR FUEL CYCLE
概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)
我が国の原子力の長期戦略を考える上で重要な,マテリアルバランス評価モデルを,公開の燃焼・崩壊計算コードORIGEN2を基本として,ワークステーション上に構築した。本評価モデルは以下の特徴を持つ。・ウラン,プルトニウムに限らず,MA,核分裂生成など1000核種以上の評価が可能である。・ワークステーション上に構築する事により柔軟性が高く,図形出力が容易である。また,標記モデルを用いて,軽水炉燃料の大幅高燃焼化(取り出し平均燃焼度60MWd/kgU)の原燃サイクルへの影響を計算し,大幅高燃焼度化はプルトニウム需給問題の緩和などの効果の有る事を示した。
概要 (英文)
WE DEVELOPED A MODEL FOR EVALUATING THE MATERIAL BALANCE IN THE NUCLEAR FUEL CYCLE USING THE ORIGEN-2 CODE AS THE BASIC ENGINE. THIS MODEL: 1.CAN HANDLE MORE THAN 1000 NUCLIDES INCLIDINGMINOR ACTINIDE AND FISSION PRODUCTS. 2.HAS MODELING AND FRAPH OUTPUT FLEXIBILITY USING AN ENGINEERING WORKSTATION. A PRELIMINARY CALCULATION ON THE EFFECT OF LWR HIGH-BURNUP FUEL (RELOADING FUEL AVERAGE BURNUP OF60 GW D/T) ON THE NUCLEAR FUEL CYCLE SHOWS THAT HIGH BURNUP HAS A SIGNIFICANT EFFECT ON THE JAPANESE PU BALANCE.
報告書年度
1993
発行年月
1994/05/01
報告者
担当 | 氏名 | 所属 |
---|---|---|
主 |
松村 哲夫 |
狛江研究所原子物理部炉物理・燃料工学グループ |
共 |
亀山 高範 |
狛江研究所原子物理部炉物理・燃料工学グループ |
共 |
高橋 恵樹 |
狛江研究所原子物理部放射化学グループ |
キーワード
和文 | 英文 |
---|---|
原燃サイクル | NUCLEAR FUEL CYCLE |
高燃焼度化 | HIGH BURNUP |
プルトニウム | PLUTONIUM |
マテリアル・バランス | MATERIAL BALANCE |